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粘り強く修行し、意識のより高次の段階が発展するにつれ、
心の中の仏は、冥想者を強く揺さぶるほどの、ダイナミックなリアリティとなる。
ユング心理学の用語で言えば、これら冥想者の心の中の仏は、原型が顕現したものである。
・・・・タントラの霊的修行法においては、冥想と言う心の活動においては、
真言(マントラ)と印(ムドラー)が用いられる。
真言は聖なるコトバであり、耳で聞く象徴であるが、具体的な意味があるわけではない。
しかし音楽や詩と同じように、思考や通常の言葉にはない、
奥深い感情と意識の状態を呼び起こす力を持っている。
灌頂を受けたものにとっては、実に速やかにかつ直接的に、
彼らの内なる力に語りかけ、それらを呼び起こす効果がある。・・・
印は内的な状態を身体を通して外に表現するものであり、
真言と同じように、冥想を助けより高次な意識を刺激するのに役立つ。
存在の三つの相、身口意は印を結び真言を唱えることで調和的に働く。
そして冥想が深まると、原初的で宇宙的な力が劇的に目ざめる。
そのとき修行者は別種のリアリティに入り込むのである。

真実は言語では表せない。
そう考えた叡智は、真実(リアリティ)の伝承を、
印(ムドラー)と真言(マントラ)と絵画(マンダラ)に秘めた。
密教(タントラ)コード(秘密)はこのときから始まったのだ。
自らが考える、このシステムが三密(身口意)の中に秘められているのだ。
人はなぜ、ジグソーパズルをするのだろう?
数多くのヒントを基に全体像を想像し、構築する。
完成した・・そのときの歓喜が人々を魅了するのだ。
思考とはそうしたもので、誰が誉めてくれるわけでもない。
このとき誰かに正解を教わったら・・・こんなにくだらないことはない。
正解を求める力こそ・・求道心にも似た・・真理を求める心なのだ。
簡単に正解を与えられて満足する、一般人にはならないほうがいい。
真実は・・・どんな答えであれ・・・あなたの出した答えこそが・・・正解なのだから。
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