UFOとイエティ(雪男)
新しい神話


           


2000年2月、マハーサマーディー研究会(天外伺朗)主催のアリゾナのセドナツアーに行きました。
ネイティブアメリカンのセコイヤ・トゥルーブラッドさんのスウェット・ロッジを行った晩に
メッセージを受け取りました。

そのとき夢の中で聞こえた声の主は、太くて大きい声でした。
私はユングの言う「老賢人=ハイヤーセルフ」の声であると直感しました。

翌朝はホピの岩絵を見学に行く日なのですが、
バスの中でこれから行く岩絵が雲に写っている体験をしたのです。

前日、セドナでのセコイヤさんのお話は「アブダクション」のお話でした。

彼は若いときグリーン・ベレーとしてベトナムで活躍していました。
あるとき森の中を友人と二人で肩にマシンガンを掛けながら、談笑して歩いていました。
目の前の藪が動き「べトコン=ベトナム兵」が銃を構えた目の前に現れたとき、死を覚悟しました。

しかし彼らはなぜか銃を撃ってきませんでした。
彼らの視線はセコイヤさんの上方の空に釘付けになっていたのです。
セコイヤさんが自分の上方を見ると、光る物体が彼を守るように上空に浮かんでいたのです。

これが、彼が最初にUFOを見た始めです。

アメリカに帰って何年かしたころ、彼はUFOに連れ去られ、
何ヶ月か南米の小人の国に住まわされることになりました。
彼はその不思議な体験を1時間以上も語り続けました。

この彼の体験は精神科医ジョン・マックさんにより研究されました。
退行催眠をかけられても、彼の語る話は変わらないのです。
ジョン・マック医師はセコイヤさんの体験を2000年の船井オープンワールドで通訳・
天外伺朗さんを通して語りました。

アブダクションの体験者は、うそをついているのではないのです。
でも現世において、アブダクションの証拠のようなものも、一切残っていないのです。
そしてアブダクションに会った人々はそれ以来、まったく違った人生を歩んでしまうのです。

通訳の天外さんは「『アメリカでUFOに会った人々を、日本では観音様に会った』と言うのです。」
と説明してくれました。

アメリカ人にとってUFOは新しい神話なのでしょうか。
私たちにとって外的な体験だけが人生を変えるのではなく、内的な体験も人生を変える力を持っているのです。

いや、内的、外的などという区別は果たしてできるのでしょうか。
異次元空間があってそこからやってくるのかもしれないのです。

一即一切重々無尽。

華厳経では「時間と空間は畳み込まれている。」といいます。
多次元世界の存在さえ考えられているのですから。

       
ジェット機かUFOか?


1972年8月2日、私は友人のIとヨーロッパアルプスのマッターホルンを登っていました。
その年は積雪が多く、登るのに時間がかかり、
頂上直下100メートルの北壁側に出た頃には夕暮れが迫っていました。

北壁を登り始めたのですが、足が潜ってしまうくらい雪が柔らかくなっていました。
初登攀者のウィンパーの仲間が落ちたのもこの北壁部分です。
雪ごと北壁を1000メートル下に落ちたのです。

不吉な感じがしたので、頂上に向かうことを中止し下山を開始し始めました。
雪のかぶった北壁を懸垂下降でくだり、稜線を降りて東壁を懸垂下降し始めました。

まずは友人が20メートル下に降りました。
そして私が降りようとザイルをつかんで上を見ると、突然、直径1メートルほどの黒い固まりが、
「ゴー」と鳴って空から落ちてきたのです。

「落石!!」

大声で叫んで、下にいる友人に警告の声を発しました。
それと共に、ザイルをつかんで横に飛びのきました。

日本の山での落石の経験は数多くあります。
落ちていく石が谷に響き渡る音は、それは不気味なものです。
ザイルにぶら下がりながら、その音が起こるのに耳を澄ませました。

聞こえません!!

下から見ていた友人は、黒い固まりを目撃し、私が飛びのく様子も見ていたのですが、
その黒い固まりが彼の所に落ちるまでに消えてしまったのです。

「あれはなんだったんだろう?」
「ジェット機のような音。黒い固まりのように見えたけど?」

頂上直下の非難小屋での話は、疲労の訪れと共に中止になってしまいました。

その後も二人で話し合いましたが、依然、何だったのかは不明でした。

でも、今ならあれが、小型のUFOだったのじゃないかと思えるのです。
突然現れて消えてしまう、異次元空間から来たとしか思えない存在、未確認飛行物体(UFO)なのです。

イエティの頭の皮


ヨーロッパアルプスでの登山を終え、陸路で中近東を横断しインドからネパールに入りました。
10月のネパールは登山シーズンです。
私たちはエヴェレスト・ベースキャンプを目指し、トレッキングを開始しました。

飛行機でルクラ、そこからナムチェ・バザールまで2日かかり、
翌日はタンボジェ・ゴンバでした。

この寺の中庭でキャンプしていると、寺男が「宝物を見せるから来い」と呼んでくれました。
薄暗い部屋の中に入ると、「これがイエティの頭の皮だ。」
と毛むくじゃらの帽子のようなものを見せるのです。
よく見ると皮をつないだ跡はありません。

「ほんものかい?」
「うそだろー!!」

写真を撮るのにお金がかかるといいましたが、写真を撮り、帽子のようにかぶって
記念撮影をさせてもらいました。

イエティの存在は日本では疑われていますが、ここネパールでは常識なのです。

                         イエティの頭の皮と手