こころとは?

密教やチベットの曼荼羅の意味を問い続けているうちに、ユング心理学に行き着いた。

仏教では、すべては自分の心の投影と考えている。
ところが、自分の心が一番見えない。

「外にあると思える世界が、自分の幻想なんて?」信じられない。
「ありのままに見えている。」と思っている。

でも外部のイメージは「誰かの言葉で構築された虚構」なのだ。

世界には「私とそれ以外」しか存在しない。

それ以外を、自分のフィルター(色眼鏡)で見つめている以上、そこに色が付いてしまう。

ユングはこれを「コンステレーション:布置」と説いている。

夜空の星は、黒いベールに穴が空いているだけだ。
ところがギリシャの羊飼いたちは、あれが大熊座、あれが北斗七星と語るけど、それはギリシャ神話の物語。

私たち日本人も、誰かの言葉で物語を洗脳されている。

コトバの世界は、堂々巡りをして一層複雑な物語を創作してしまう。
自分の無意識の中で、さまざまな思いのコンプレックス(複合性)が重なり合うからだ。

心をありのままに観ることはできない。
そこでイメージをタロットでシンボル化して見ると、自分の心が見えるようになる。

最初のステージは、①手品師がいて考えをジャグリング(お手玉)をしている。

試行錯誤、混乱している状態だ。
次のステージは、誰かの言葉が気になってそれしか見えていない段階だ。
②斎王の状態だ。

他の視点に立って世界を観ることができなくなっていることに気づかない。
ベールが罹っていることさえ気づかない。

鉈でばっさりと切るように物事を断定的に、見てしまうのだ。
 次の③女帝のステージになると、あるがままでいいことにも気づき始める。

こうしなければいけないという思いを手放し始める。

でもまだ自分が作り上げた、物語を手放すことができない。
 次の④皇帝のステージになると、行動と思考の統合が始まる。

自分の作った物語が事実であるかどうかを、確認することになる。

すると抱えていたアイディアだけでは物事が動かないことを学ぶのだ。
  建築家は、アイデイアの図面を使って現実を変える家(行動)を作る。

③思考と④行動の統合が、⑦戦車の勝利・達成・成功への道になるのだ。


タロットの奥は深い。

お試しください。