ヴィパサナ瞑想・ショートレッスン

’04年8月3日(火)3時〜8時までボンベイのテラワーダ仏教僧侶、ラフル・ボディ師(52歳)が
「まんだらや」においてヴィパサナ瞑想・ショートレッスンと懇談会を催し、
終了後ネパールレストランで会食を行い、深夜までお付き合いいただきました。

ラフル師は台湾での世界宗教者会議の途中、日本に立ち寄ったもので、
東京、大阪、京都、広島を観光しました。
広島の原爆記念館では、涙が止まらないぐらい泣いたそうです。

日本到着後、まずお寺での交流会が出来ると思い、芝・増上寺に参拝しました。
お寺では葬儀以外にも、心を平安にするために(インドのように)
瞑想指導もしていると思ったので〜す。

偶然、7月13日(火)に「まんだらや」においでになり、
今の世界情勢や瞑想の必要性について小林宗次郎と対談し、意気投合し
今回のミニ・瞑想会となりました。

上野の山に飾られている西郷隆盛さんのようなお顔をしたラフル師は愛嬌たっぷりに、
また自信を持って瞑想の重要性を集まった人々に説き始めました。

『昨年はアメリカを訪問し多くの人々と交流会が持てました。
 現代社会は忙しすぎて今を生きていません。
 私たちは過去や未来のイメージにとらわれすぎています。
 心配はそのような妄想から起こるのです。

 意識を鼻の下、呼吸が出入りしているところに置いてください。
 普段の呼吸で入息、出息を見つめます。
 日々この状態で生きているはずです。

 ところが私たちは、意識が散漫になり息を吸っていることさえ忘れています。
 意識を一点に集中しているうちに、呼吸と共にエネルギーが湧き出ることに気づきます。
 ダンマがそこにあることに気づきます・・・・・・・・・・・・。』
 (参考:ミャンマーの瞑想・国際語学社)

宗次郎はヴィパサナ瞑想を8年前にネパールで体験し、それ以来何度も実践をしています。
チベット僧院でもヴィパサナはベーシックな瞑想法と考えていて、
チベット僧より指導も受けました。釈迦の行った瞑想法なのです。

しかし私に興味があったのは、この瞑想の素晴らしさよりも、ラフラ師の存在感です。
彼は15歳のときお坊さんより素晴らしいお説教を聴き、その先生に付いて僧侶を目指しました。
その後15冊の本の出版、10巻のカセットによる講演集を発行しました。

ボンベイにユナイテッド・ブッディスト・ミッションを開設し、
4階建ての御殿のような瞑想道場を信者さんたちの寄贈により建てています。

インド・ヒンドゥー教の世界では、カーストを超えた思想として仏教が注目をされているのです。

       参考:Bhikkhu Sangha'sUnited Budddhist Mission