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右脳開発の修行には心をゆるませる修行法と、心を集中させる修行法があります。
ゆるませる修行の第一はマントラヨーガです。いわゆる念仏です。
ドイツの人智学者ルドルフ・シュタイナーは「真理は光の中にある」という意味の不明なマントラを
繰り返し念じているとそのうちに心に空白が生じ、そこに直観が流れ込んでくるといいます。
その後には自他が渾然とした状態になるというのです。
日本の密教でも不動明王のマントラを唱えることで病気が奇跡的に直った話が数多く残されています。
右脳を活性化することで生命力も取り戻せるのです。
密教では人の身体は肉体と波動の身体(氣と意識の身体=身・口・意)があると考えています。
これをヨーガでは粗大身/波動の身体(エーテル体・アストラル体)と呼んでいます。
この波動の身体にマントラの波動を送りこむのです。
たとえば真言密教には光明念誦と言う念誦方があります。
これは口から出たマントラが光となり全身を包むイメージをするのです。
その後毛穴の一つ一つから光があふれ出、全身が光の存在になったとイメージするのです。
音とイメージ・口と意識を使った修行法なのです。
音は波動であり言霊です。密教で唱えられるお経や声明を聞いていると眠くなってきます。
退屈だから眠くなるのではありません。
本堂をローソクだけの明かりで暗くし、倍音の音を聞かせることで脳波をα波にさせ、
死者との別れを悲しむ人の心を癒すことを目的としているのです。瞑想の状態に導いているのです。
チベット密教のシンギングボールやガンター、ティンシャ―などの波動の楽器も同じ効果を狙っています。
左右の耳から入ってくる音の違いで、音を聞く意識に「ゆらぎ」を生じさせ脳波をα波にさせるのです。
現在ではミッチェル・ゲイナーというアメリカのガン治療の名医が「音はなぜ癒すのか」の本で
マントラと倍音の治療を勧めています。
マントラ読誦と同じよう心をゆるませる修行はマントラと同時に行う瞑想です。
真言宗の開祖空海は若い頃、洞窟で虚空蔵のマントラを唱えていると金星と一体化する体験をし、
抜群の記憶力を得ました。
禅の瞑想は呼吸に意識を置くのですが、馴れないと大変難しいものです。
真言宗の瞑想は念誦を繰りながらマントラを言います。
最初は人に聞こえる声を出して念誦を繰ります。
そのうちに自分だけ聞こえる声で、そして舌の先だけ動かすように、そして最後に念じるだけになります。
意識が深まり無意識と意識の境が漠然としてくる状態がα波になっている状態です。
眠いけれどもやっと数珠が数えられる。そんな状態が深い瞑想状態です。
この状態の時に普遍的集合無意識の状態(無分別智=非二元論)になるのです。
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