元アメリカ副大統領アル・ゴアは言う。
「人類と自然の衝突を引き起こしている最も重要な隠れた要因は、
気候の危機に対する私たちの根本的な考えなのだ。」
私たちはつい「この問題は何も考えないほうが楽だ」と思ってしまう。
「自分たちはこの問題から一瞬たりとも目が離せない」と思えない理由は何だろう?
その理由の一つは昔の科学実験の話で説明できる。
『沸騰しているお湯にカエルが飛び込むと、カエルは次の瞬間にぴょんとお湯から飛び出します。
瞬時にその危険がわかるからです。
同じカエルを生温かい水の入ったお鍋に入れて、沸騰するまで少しずつ温度を上げていくと
どうなるのでしょう?
ただじっと座っているのです。同じ危険があるというのに。
そして最後にカエルは・・・・』
この話の最も大切な点は、私たちの周りでゆっくりと危険な変化が起こっているとしたら?
私たちは手遅れになってしまうまで、ただじっと座っていて、起こっていることの深刻さに気づかずにいるのだろう?
あのカエルのように、突然の衝撃を受けない限り、つまり自分たちの周りで
警報ベルのスイッチを入れるような出来事がなければ、動き出さないでユデガエルとなってしまうのだろうか?
温暖化は一人一人の人生から見ると、少しずつしか進んでいないように見えるが、
地球の歴史から見れば実は電光石火のスピードで進んでいるのだ。