かんざんじ
寒山寺の鐘
     ふうきょうやはく   
 
楓橋夜泊        張継(ちょうけい)
     

                  からす な
 月 落ち 烏 啼いて  霜 天に満つ

  こうふう  ぎょか     しゅうみん
 江楓 漁火  愁眠に 対す

  こそ
 姑蘇  城外の 寒山寺 

          しょうせい
 夜半の 鐘声  客船に 到る


月が沈み 烏が鳴いて、霜の氣が 天に満ちわたる 黒々とした夜

岸の楓(かえで)と 漁火の 赤が うつらうつらする 旅愁の眼に映る

そこへ 蘇州郊外の 寒山寺から 夜半を告げる鐘の音が

我が乗る小船に 聞こえてきた



この七言絶句は 蘇州・寒山寺の鐘が唄われます。

中国を訪れた空海もこの古寺に立ち寄りました。

     

その鐘の下に 『波動により 邪気を祓うごとく』 観音菩薩が 置かれていたのです。

     
 
ドニパトロもこのような発想で、使ってみました。