チベット波動ヒーリングについてのABC
●母音の詠唱法とドニパトロの波動の共鳴

母音の詠唱をしながら、ドニパトロの縁をこすった際に出る倍音を聞くと、
身体内部の波動と外部の波動がシンクロし、心身を活性化させることができます。

チベットや日本の密教では「ア」を発声することで意識が変容することを知っていました。

身体のチャクラに対応する音は、上からイ・エ・ア・オ・ウとなります。
真言宗ではキャ・カ・ラ・バ・アとなります。

ハミングを心がけて発声してください。
内部のバイブレーションが、外部のバイブレーションと共鳴します。

●水の浄化による効果

ドニパトロの縁をこすって起こる振動により、水の結晶が変容し波動水になります。

この水が飛び散る効果により、マイナスイオンが発生し空気を浄化し
リラクゼーション効果を高めます。

宗教の歴史は聖水を降りかけることにより、大きな意識の変容があることを教えてくれています。
エジプトでは薔薇水。キリスト教では洗礼の水。真言密教では酒水加持(しゅすいかじ)と呼ばれています。

水による浄化は、滝行の効果とも一致するのです。

●波動療法とチャクラの適応

全身をリラックスさせるためには、大きめのドニパトロの波動を
横たわった身体の上部から頭頂のチャクラに流します。

ストレスの解消には耳の左右からの波動が効果的です。
額の上に置いたドニパトロは偏頭痛の解消に役立つだけでなく、予知能力の開発にも役立つといわれています。
腹に置いたドニパトロの波動は、内臓の活性化をもたらします。

性能力や腎臓にはドニパトロを下腹部に置きます。
活力を期待する場合は足元に大きめのドニパトロを置いて叩いてください。

身体には頭頂のチャクラから会陰まで、エネルギーの流れるセンターチャネルがあります。
大き目のドニパトロをかぶり、縁を叩きますと波動の流れが上から下へと流れ、
身体の表面だけでなく、内部に付着するネガティブなエネルギーが祓えます。

●氣を発生するドニパトロ

ネパールのドニパトロはインド占星術に従い、七つの惑星に対応する金属で作られています。
七つの惑星とは、太陽(金)月(銀)水星(水銀)金星(銅)火星(鉄)木星(錫)土星(鉛)になります。

       

大き目のドニパトロの中に手を入れただけで、外気と違う感覚が得られます。
これが氣の感覚です。氣の感覚に目覚めていない方のトレーニングにも最適です。

またそのまま縁をフェルトの棒で叩くと、波動のエネルギーが
指先や手の平の中央(労宮)から入ってくることが分かります。
小ぶりのドニパトロを痛みのある部分に置くだけで癒しの効果が得られるのです。

●個人の「ライフソング」を作る

ミッチェル・ゲイナー医師はアメリカ先住民文化、チベット文化、ヒンドゥー文化を研究し
ドニパトロの音と共鳴する独特の発声法と詠唱法を開発しました。

ヒーラーはクライアントの協力により、クライアント専用の「ライフソング」を作ります。
これは「認識が世界を創る」という密教の考えによります。

苦しみや痛みのような今のつらい状況を、私たちは特殊な音として変換することができます。
その音を発することにより無意識で作っていた状況(カルマ・トラウマ)が変化するのです。

彼は「ライフソング」が抑うつ症の、根深く痛ましい感情を解消することを発見しました。

「ライフソング」は状況に応じて定期的に作り出すことが必要になります。
「ライフソング」は癒しのマントラ(真言)として多様な可能性を持っています。 

●音響療法(ドニパトロ効果の医学的解釈)

音響のもたらす波動のエネルギー作用は、細胞の機能を変化させ、
同調化作用によって生命のホメオスタシス機能を高め、心を静め、その結果身体を静めます。
また感情に訴えて神経伝達物質やニューロペプチドを変化させ、
それが「内なるヒーラー」である免疫系を活性化するなど多岐にわたっています。

またエネルギー医学の研究者は電磁エネルギー(氣?)がレセプターを変化させることにより
細胞の機能に影響を及ぼすと言っています。
低周波の電磁エネルギーは細胞のカルシウム放出、取り込みに影響を及ぼしています。

DNAの合成がカルシウムの量によって変化を受けている事実は、
DNAが電磁エネルギーの影響を受けている可能性を示唆しているのです。

スイスの科学者ハンス・イェーニー博士は人体の細胞には独自の周波数特性があり、
すべての臓器がその細胞の周波数と倍音の関係にあると言っています。

この考えを元に「シマティック(波動的)療法」が開発され
リウマチ、麻痺、筋緊張、関節炎、骨折などに応用されています。
テネシー州のパブティスト病院では偏頭痛、頚部痛、腰痛、肩こり、高血圧、過敏症腸症候群などの
慢性症候群の治療にドニパトロと詠唱による治療が行われています。

●真言宗の音と詠唱のヒーリング法

抑揚のないリズムで読み上げるお経の読呪は、グレゴリオ聖歌の詠唱と同様、歴史的な霊的治療法です。

詠唱と銅鑼や鉢などの音の響きは、深く長い呼吸と倍音の共鳴により
身体性・精神性・霊性の全体を癒します。

詠唱のゆったりとしたリズムは脳波をβ波(覚醒状態)からα波(瞑想状態)に変え、
右脳を働かせ自己治癒力を活性化させるのです。

●ドニパトロとクリスタル・シンギングボウルの違い
ネパールの伝統技法で作られた金属合金のドニパトロは、サイズも多様にあり、
取り扱い易く、廻す、叩くなどの技法が自由に出来ます。

しかし透明なクリスタルガラスの製品は、壊れやすく取り扱いに注意が必要です。
2004年10月17日(日)放映のウルルン滞在記で女優の塩山みさこさんがネパールの農家に滞在し、
ドニパトロ・ヒーリングを受けました。
そのときの治療家が私の先生でもある、アルジュン師です。

10月1日の撮影では司会の徳光和夫さんより「ドニパトロ・ヒーリングの日本の第一人者・小林宗次郎」と紹介を受け、
回答者の石坂浩二さんをヒーリングしました。

これを機会に「音と詠唱」によるヒーリングが皆様に理解されることを祈念しております。   

                                 合掌(ナマステ)

(まんだらや密教研究所では現在、ドニパトロ・ヒーリングをチベット波動ヒーリングと呼称しております)