秩父観音
花の巡礼・1

西行桜(能)


人里はなれた吉野の山に隠遁していた西行は、春になると人々が集まり
静寂を乱すので煩わしいと思っていました。

「花見んと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の 咎にはありける」
(桜の美しさが災いになって、人は表面の美しさで惑わされ、浮かれて山に来る=桜の美しさが 悪いのだ)

ところが、花を見に来る人々にとっては、そうではないのです。

「見渡せば 柳・桜をこきまぜて 都は 春の錦なりけり」

その晩、西行の枕元に桜のスピリット(精)が現れ西行を諭します。

「非情無情の草木の 花に浮世の 咎はあらじ。

 浮世と見るも 山と見るも ただその人の 心にありけり」

私も実は 人々が浮かれている様子を見せる 桜の開花が好きではありません。
特に桜の下で多くの人の集まる宴会が苦手です。
その私ですが、大自然に包まれた秩父盆地の花々は大好きなのです。

花の巡礼

埼玉県秩父市の34観音巡礼(歩き遍路)に4月の12日から18日までの一週間行ってきました。

ウィークリーマンション・プラザグリーン(1泊3,000円)で泊まり、
ここを拠点として歩きました。

一日目は皆さんと共に車で周りました。
二日目からはM君と2人で・・三日目からは一人で歩きました。

   

白装束に菅笠のお遍路姿は、四国88箇所に行くための練習です。

   

二日目は1番札所から11番札所まで、夏のような天気の中をM君と歩きました。

   

       

菜の花の黄色と桜のピンク、桃の花の白と濃い桃色・・・。
観音経を読上げている私の手のひらに・・・ひとひらの・・花びらが落ちてきました。

♪ ♪ 世尊妙相具 我今重問彼 仏子何因縁 名為観世音・・・♪♪

  

観音様は母のような存在です。
四番金昌寺のマリア観音は、子授けの功徳があると言われています。

         

お地蔵さまも、秩父ではよく見かけます。

   

車道でも交通量は少なく、歩きやすい道でした。

   

三日目は12番札所から街中を回り、22番童子堂まで歩きました。

光明寺の地蔵さんは愛嬌一杯です。

           

道しるべの石は、江戸時代からのものです。

    

童子堂のお不動さんは、いつ見ても さんに似ています。

          

四日目に歩いた江戸巡礼古道は、23番から28番までが昔の面影が残っていました。



白いエアジョグの地下足袋は歩きやすいですよ!!

つくしんぼうも顔を出していました。


26番円融寺から奥の院から・・・・・護国観音は、山の中の・・・琴平ハイキングコースです。


武甲山を巡って歩く観音巡礼。

       

                                                            


MくんとS老人のビジョン・クエスト(覚りへの旅)になったのでしょうか?