天人地一体の思想

2004年もそろそろ終わりに近づきました。
ここで私の2004年の印象をお伝えしましょう。

まず今年の初めに一番気になったのが、浅田農産の鳥インフルエンザ隠蔽工作です。
そして次から次へと大企業が自分の利益のために社会を騙し、事件になりました。
三菱自動車の不良車隠蔽工作、西武鉄道・株上場事件、三井物産虚偽報告事件などです。

個人の利益のために、私たちは他人を犠牲にしてもいいのでしょうか?
企業とはそのようにして利益をあげるべきなのでしょうか?

大企業としてのプライドはないのです。
働いている人々も、会社という枠にはまってしまうと、盲目になると思わずにはいられません。

目覚めて欲しいと思わずにはいられません。

私たちは、個人であり、家族の一員であり、会社の一員であり、地域の一員であり、
日本人の一員であり、人類の一員なのです。

価値判断をする時には大きな自分の部分よりも、小さな自分の部分が優勢になります。
会社という枠しか見えなくなり、人類意識は(ご先祖様とのつながりのことも)失ってしまいます。

思考が現実を作り上げているのです。

多くの人々が短期的な視野(個人の生から死まで)に立ち、
いかに生きるかという指針を失ってしまっています。

以前には家の名誉という枠があったように思えるのですが?
大企業は社会を支える存在なのでしょうか?
敵対する存在なのでしょうか?

BSE感染牛の出現や鳥インフルエンザの流行は、食肉の叛乱としか思えません。
人間に対して食用にされている牛や鳥がNO!!と叫んでいるのです。

人間は傲慢になりすぎて謙虚さを失ってしまいました。

ヒューマニズムとは人間尊重主義です。

しかし人間はそんなに賢いのでしょうか?
自分の欲望を制御できなくなり、環境を破壊しつづけ破滅へと向かっているように見えるのですが?

夏の猛暑が終わったら秋には中越地震です。
日本だけでなく世界中で、天災と地震が起こりつづけています。
アメリカに上陸した特大のハリケーン。そして12月27日にはスマトラ沖地震がありました。

こんな時に空海は何をしたのでしょう?

彼は飢饉が流行った時に嵯峨天皇に般若心経を書いてもらいました。
人々の集合無意識の代表である、天皇が祈ることにより飢饉は収まったとされています。

人心の乱れは、天災や地震を起すと考えられていました。
これを止めるには人々の心が穏やかになることが必要なのです。

本当に穏やかになることを、涅槃に入る(覚りを開く)といいます。
生死に執着しない心になることです。
これを即身成仏といいます。

私たちは自力で生きているのではなく、何かの大きな力により生かされているのです。
このことに気づけば力が抜け、生きるのが楽になるのです。

でもわからないのであれば、天はもっと大きな目覚めを用意しているかもしれません。
それがアセンションと言われているのです。

アセンションとは昇天、キリストの魂が神と繋がる現象です。

「それが今回は2012年に同時に多くの人々の間に起きる現象となる。」
そう言われています。

仏教(密教)ではこれを成仏といいます。
一般用語として死ぬと「成仏しました。」といいますがとんでもない誤解です。

意識が向上するには、真の私である意識体(魂)が肉体を離れる時が最高のチャンスです。
でも普通の人ならば、また輪廻の世界に入り、転生を繰り返すのです。

天災や地震を無くすには、あなたの心が穏やかになれば良いのです。

瞑想をし、神仏に祈り、心のメカニズムを勉強しましょう。

心(意識と無意識)が世界を創っているのですから。

2004年12月