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身体を通じて行われた否定的な行動(殺生・盗み・邪淫)はカルマを作ります。
口を通じて話された否定的な言葉(妄語・綺語・悪口・両舌)もカルマを作ります。
意識によって行われた否定的な考え(慳貪・瞋恚・邪見)もカルマを作ります。
現在の私は過去のカルマによって存在しているのです。
その過去のカルマを浄化するためには身口意によって作った十悪(否定的な行動3・言葉4・意識3)を
断ち切らなければなりません。そのための宣言は毎日繰り返し行わなければならないでしょう。
これを仏教用語で懺悔(さんげ)といいます。
サンゲ 無始よりこの方、貪瞋痴(とんじんち)の煩悩にまつわれて、
身と口と意(こころ)とに作るところの もろもろのつみとがを
みなことごとく懺悔(さんげ)したてまつる。
修験道では聖なる山に登る途中に「懺悔、懺悔、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」
と何回も唱えながら登山します。
身口意で作った多くのカルマは、回峰行(登山)をすることによって清浄になるのです。
安易に流れがちな心を自制し、身体を使い、汗をかいた体験は気力を充実させ、
新たな肯定的な(善の)カルマになるのです。
発菩提心(ほつぼだいしん) オン・ボウジシッタ・ボダハダヤミ
「白浄の信心を発して 無上の菩提を求む。
願わくは自他もろともに、仏の道を覚りて生死の海を渡り、すみやかに解脱の彼岸に到らん。」
最も重要な浄化法は菩提心を持つということです。
菩提心は、覚りを開くぞと決意することです。
密教の伝統では、儀式により師から弟子に金剛杵を与えることで菩提心を注入したとみなします。
これにより密教は即身成仏できると考えていますから、この世で覚る心境が得られると考えるのです。
その覚りのキーワードは生死です。
この世界は言語概念によって成立しているために、二元論の価値観に縛られてしまいます。
生死、美醜、増減、善悪、男女、天国と地獄、悪魔と天使、主体と客体・・・・。
ところが仏教は非二元論(無分別智)ですので生死はないと考えるのです。
この考えは分かりにくいですか?
カタカナで書かれた文章はサンスクリット語です。
密教では言葉は意味と波動エネルギーで出来ていると考えます。
波動の身体にはヨガと同様にチャクラがあります。
チャクラとは肉体上にある氣の身体と肉体が繋がる通路です。
氣のエネルギーはこの場所で渦巻状に出入りしています。
ヨガでは7箇所を考えていますが、真言密教では縦には、頭頂、額、のど、胸、丹田、会陰を考えています。
邪気を抜くときは左回し3回。氣を入れる時は右回り3回が原則です。
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