宿に戻って朝食後、山駆けに挑戦です。
山駆けといっても駆け登るわけではなく一列になり集団登山です。
1257mの大岳山まで登り2時間半、下り2時間の登山です。
しかし修行ですので途中の休憩時間以外は会話禁止です。
黙々と歩くことに集中すると昨日の滝行や大祓の思い出が浮かんできます。
頂上は登山者であふれ、都会の雑踏のようにうるさく感じるのは、
沈黙の行をして内側を見つづけていたせいなのでしょうか。
帰路、神社に到着後、本殿にて玉串奉奠(たまぐしほうてん)を再び行い、
神様に修行の無事を感謝し宿坊に戻りました。
参加者一同疲れてはいるものの笑顔、笑顔の状態です。
解散後ケーブル駅に戻る途中メンバーの一人(女性)から
「みんな冷たいの!滝に打たれてつらいので同情の目線が欲しいのに、
誰も私のことなんか見てくれていないんだから!!」
「そうなんです。誰も他人のことなんかに構っていられないくらい必死だったので〜す!!」
一同大笑いで今回の修行を終了しました。
御嶽の駅に下りて食べた蕎麦とビールのおいしかったこと。
心なしか森の緑も鮮やかに見えるようです。
この修行には後日談があります。
峰中修行に参加した、百名山を目指している山仲間(小学校の校長)のS氏は本殿の氣を感じ、
手の平がピリピリすると言っていました。
翌週、修験の山・月山に登山したら同じように氣の感覚が押し寄せてきたそうです。
都会に戻ってきてからも、深い呼吸とともに手の平が熱くなる氣の感覚が残っていて、
宗教性には無縁な彼が「小林、俺、目覚めちゃったみたいだよ〜。」と電話してきました。
頭頂から流水を浴びる体験は、頭頂のチャクラを開かせ、神仏とつながる役割をしたのでしょう。