富士山「思いやりのご来光」イベントに参加して
by一天


                               まんだらやのイベントではありませんが

                               興味深いリポートです。

先月のこと、ガイアホリスティック主催の富士山「思いやりのご来光」の
イベントに参加した際の体験報告を遅まきながらいたします。

ガイアホリクティック代表の、あのガイアシンフォニーの龍村仁さんのお姉さんの
龍村和子さんが呼びかけ人となって、2000年から毎年7月下旬の土曜夜に
富士五合目で開催されている、素晴らしい平和イベントです。

私は霊性高い姉弟子Tさんの紹介で、今年初めての参加となりました。

2002年にはダライラマ法王からもこのイベントに対する祝福のメッセージが寄せられ、
昨年は龍村仁さんご本人も参加されたとのこと。
そして今年もあの天河弁財天の柿坂宮司が護摩焚きをされるとのことで、
期待感に胸を膨らませ、日本のパワースポット富士山路に出掛けました。

バスで川崎を20時過ぎに出発し22時半頃には五合目に到着です。
梅雨がまだ完全に終わっていない時期でもあり覚悟はありましたが、
到着した五合目は、雲の合間に眩い星々が拡がり、
清清しい夜空が我々を出迎えてくれました。
龍神様に感謝感謝です。

駐車場から20分ほど登った処の広大な平原がイベント会場です。
登山道の左右には点々と発光棒が夜道の誘導灯となっており、
ボランティアの方々のさりげない心配りが感じられます。

会場に到着。
次から次へと100名程でしょうか、平和を愛する老若男女が集まり、
各自持ち込んだピクニックシートやテントマットを敷き始め
イベントの開始を待ち受けています。

正面の仮設野外ステージに設置された大きなスピーカーからは
アップビートな音楽が大音量で流れ、
富士の美しい夜空にはどうみても不向きな音楽チョイスが
なんとも不思議でした。
でも後ほど理由が分かり納得です。

その少々耳障りな音楽も止み、深夜0時、いよいよ開演です。
ステージでは、順次、歌やギター、トーク、ストーリーテーリングと
インディアンフルート、クリスタルボウルの演奏、さらにお神楽の舞、等々
心のこもった美しい表現方法で参加者を楽しませてくれます。

夜も更けた深夜1時半頃、いよいよメインイベントの護摩焚きが準備開始です。
気が付けば星は消え雨が降り始めてきています。


柿坂宮司は棒を何やら儀式的な所作をしています。
小生初めての護摩体験のため、残念ながらプロセスが良く分かりません。

しかし宮司が種火を熾した際、あの不動明王のマントラ
「ノウマクサンマンダー・・・」をキャッチ、
修験に関して全く無知ながら、少なくとも神道と密教の融合による進化の歴史を
感じざるを得ませんでした。

       

これは日本人の特性、得意技といえます。

龍村氏は、ガイアシンフォニー間奏曲の中で

「日本人は外来の文化や宗教がどのような原理から生まれているのかという事はほとんど無関心だ。
 我々はただその文化や宗教の発する"波動”の中から自分の”波動”(無意識そうに直結している)
 に合う部分だけを勝手に選び取り入れて来たのだ。

 このようなことが可能だったのは我々日本人が自分のアイデンティティーを
 一度も意識に捉えた事がなかったのだ」

と的確に表現しています。

来るもの拒まず、その中で直感的に良いものを取捨選択し、
そして古来の伝統文化に肉付けしていくスタイル、
それが我々日本人の得意とする文化形成プロセスといえるのでしょうね。

話は脱線しましたが、いよいよ焚き木の山に火が移され
炎は勢いを増して高く燃え上がり躍動し始めます。

       

参加者の願いが書かれた護摩木は真っ赤な炎に包まれ、
そして実現というエネルギーに変換され無意識層に刻印されていきます。

小生は夢中でシャッターを押しながらも、独鈷印をしながらお不動さんのマントラを繰り返し唱読、
気が付くとあの音楽が大音量でアップビートなリズムにて我々の身体や意識を鼓舞しています。
雨もいよいよ本降りです。

そして高々と3,4メートルに燃え盛る炎と大気を震わすバックミュージックに
興奮し始めた参加者たちが、徐々に踊り始めていきます。

羞恥心という理性の箍が外れ、意識はどんどん昂揚し、一種のトランス状態になっていきます。
シャーマンや天のうずめの命の心境が良く分かります。

小生も周囲と同調し、マントラを唱える声もいつしか下丹田から大声の発声に変わっていき、
身口意を通し炎と一体化の境地(自他不二?)に酔いしれ始めていました。

全てを燃やす炎、浄化の炎、魔力が宿る炎、5大要素の炎、
全身で感じているうちに、底知れぬ畏敬の念が湧き起こってきました。

正気?に戻って撮ったデジカメの写真を確認すると、やはり玉響のオンパレードです。
異様な妖気のなか、真っ白く強い光の存在や濃淡、形状様々なオーブが、ほとんどの写真に写り込み、
3次元の人間どもと共に乱舞しているように見えます。

そして驚きの炎のワンショットがありました。
どう見ても竜神様(ドラゴン?)が白いドラゴンボールを片手に起き上がって
写っているではありませんか。
白い光が丁度手に持つドラゴンボ−ルに見えます。

ただならぬ妖気の正体を見たり! といったところです。
雨を本降りにさせ狂喜乱舞する確信犯竜神様に心より感謝!

             

雨が降り止まないなかとうとう朝となり、残念ながら日の出は拝めませんでした。

しかししかし、タダでは済ませない日本のパワースポット富士を全身で体感した
心に残る素晴らしい一晩となったことは間違いありません。

来年は是非皆さんでシェアリング出来ればと思います。