万願寺から名草巨石郡・・・そして大岩毘沙門天

東北自動車道・・栃木インターから20分、石灰工場の中を通り抜け・・
出流山・万願寺は時代から置き忘れられたように・・
谷川のせせらぎの奥に隠れていました。
4階建てのコンクリートの宿坊が・・千と千尋の油屋のようにたたずんでいます。

流れに沿って登って行くと・・・奥の院に着くのです。
急斜面の階段を手すりにつかまりながら登って行くと、そこは洞窟になり、
観音菩薩の後ろ向きの立ち姿が、蓮を下向きにした台地にたたずんでいます。

洞窟の中に入り、観音経を唱えました。
その響きは洞窟にこだまし、倍音の癒しがタイナイに広がりました。

奥の院の下は、滝が流れマイナスイオンにあふれています。
森林のフィトンチッドとあいまって、霊気があふれていました。


その後・・・名草巨石群を目指します。
車のナビがなければまず行けない場所・・・山の奥の奥に・・名草・厳島神社が密かに隠されています。
入り口には小さな売店やトイレが用意されているのですが・・・日曜日なのに・・・・人影はまばらです。

   

神社目指して・・急な参道を登ると弁慶の割り石が現れました。
その奥には神社の建物があります。 

まずは高さ3mのお結び状の岩が割れている割り石の中に・・手を差し込みました。
案の定・・・すごい氣が感じられます。

   

胎内くぐりをして奥の院に登り奥の笠石にも抱きつきました。
暖かい、柔らかい氣が流れてきます。

   

流れに沿って登って行くと・・巨石は続き・・石の上にもみじが生えているのです。
この樹木はどこから栄養を取っているのでしょう?

船形巨石の先端に胸をつけると・・・柔らかいエネルギー(氣)が流れてきました。
皆次々に氣を楽しみ・・離れるのが・・惜しいくらいでした。

   

とはいえ・・次の目的地は「大岩毘沙門天」。
京都の鞍馬、奈良の信貴山、栃木の大岩の三大・毘沙門天なのだそうです。
もう時間がありません。到着時間がナビでは・・5時になっています。
急いでハンドルを切ります。

町に出て・・山の端を周りを廻る形でぐるりと廻ると・・再びいろは坂のようなくねくね道です。
山頂近くに・・その寺は存在していました。

5時ちょうどにお堂の前に立ちました。
中からは人の声が聞こえてきます。
靴を脱ぎ本堂に上がると、5・6人の方が住職らしき人とお話しをしていました。

80近いおばあちゃんが、お守りを販売しています。
おばあちゃんに「お参りしてもいいですか?」一声訪ねると
「あなたがた・・普通は開いていないんだよ。今日は偶然・・護摩をしていたから・・・。」
といわれました。

「偶然はない・・すべては・・必然」と言いたくなったコトバを抑えて・・・
「そうですね・・」と相槌を打ちました。

護摩を依頼した方が去り・・60才前後の住職が私たちにお声をかけてくださいました。
「はい、密教を研究している仲間です。」とお話しし、一天さんが法螺を吹かせていただきました。

すると、では一緒にと・・・般若心経の読経が始まりました。
最初はゆっくりとしたリズムでしたが・・次々とリズムが早くなり・・興の乗ったうえに・・
真言が次々と読上げられました。
見事なバチさばき・・太鼓師・ガッシーにも学びとなったと思います。

お話の中で突然「最近は『森の氣を浴びてください。元気になりますよ。』というんです。」
とお話しをされました。
つい・・30分前に同じことを車の中で話していたのです。
「偶然はない・・同乗の仲間と眼を見合わせて笑いました。

森の氣(樹の精)・川の氣(水の精)・岩の氣(地の精)・護摩の炎(火の精)
を受けて私たちは元気になるのです。
自然が私たちを癒してくれるのです。
神々がそれらの大自然のなかに存在している感覚を取り戻したいものです。

一日中の雨でしたが、聖地にいる間は不思議なことに小止みとなっていました。
目に見えない存在に守られた・・一日を過ごせました。

Thank you Creator !!