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おお、グレートスピリット(大いなる霊)よ、
私は風の中にあなたの声を聞きます。
あなたの息吹は、万物に生命を授けています。
どうか私の言葉をお聞き届けください。
あなたが生んだたくさんの子供の一人として、
わたしはあなたに心を向けているのです。
私はこんなに弱く・・・・
こんなにも小さい・・・・
私にはあなたの叡智と力が必要です。
どうか私が、美しいものの中を歩んでいけますように。
そして、赤と緋に燃える夕日の光を、いつも目にすることが出来ますように。
あなたが創り出したものを、私の手がていねいに扱うことが出来ますように。
そしていつもあなたの声を聞き取っていられるように、
私の耳を研ぎ澄ませておいてください。
あなたが私たち人間に教え諭したすべてと、
一枚一枚の木の葉や ひとつひとつの岩に、
隠していった教えの全てとを、私が間違うことなく理解できますよう、
どうか私を賢くしてください。
私に叡智と力をお授けください。
仲間たちに秀でるためではなく、
私の力をもって最大の敵を打ち倒すためにです。
汚れていない手とまっすぐな眼差しをもって、
私があなたの前に立つことが出来ますように。
そのようであることが出来れば、
私の命が、夕日が消えかすんでいくようにして、
この地上から消え去っていくとき、
私の魂はあなたのもとへ、
堂々と立ち帰っていけることでしょう。
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われらはわれらを支えてくれる、
母なる大地に感謝します。
水を運ぶ河と小川に感謝します。
病気を治す力を持ったさまざまな薬を恵んでくれる、
植物たちに感謝します。
我らの生命を育むトウモロコシと、
その仲間のそら豆とカボチャに感謝します。
果物を実らせてくれる生垣と木々に感謝します。
太陽が沈んだ後も、闇を照らす光を与えてくれる、
月と星に感謝します。
我らの祖先である「ヘノ」に感謝します。
彼はわれら孫たちを、呪術師と蛇とサソリから守り、
雨を降らせてくれます。
われらはまた、慈悲深い眼差しで大地を見つめてきた太陽に、
感謝します。
最後にわれらは「グレートスピリット」に感謝します。
あらゆる善きものを身にまとい、われら子供らの幸福のため、
万物を導いてくださる「グレートスピリット」に、
われらは感謝をささげます。
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始まりのとき 人間と動物のあいだには違いはなかった。
その頃はあらゆる生き物が地上に生活していた。
人間は動物に変身したいと思えばできたし、
動物が人間になることも難しくはなかった。
たいした違いはなかったのだ。
生き物は時には動物であったし、時には人間であった。
みんなが同じ言葉を話していた。
そのころは、言葉は魔術であり、霊は神秘的な力を持っていた。
でまかせに発せられた言葉が、霊妙な結果を生むことさえあった。
言葉はたちまちにして生命を得て、願いを実現するのだった。
願いを言葉にするだけでよかったのだ。
しかし説明したらだめになる。
昔は万事がそんな風だった。
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子供のころ私は贈与という言葉を知っていた。
ところが、文明人になってこのかた、
私はそのような優雅な振る舞いを忘れてしまった。
かっての私は、自然なままの生活を送っていた。
しかし、いま私は作り物の世界を、生きている。
以前はきれいな石なら何でも私の目には宝石に見えていたし、
生きている木ならどんなものでも、尊敬の心をかきたてていた。
それが今では物の価値をドルで計る、
色づけされたされた風景の中で、
白人と一緒になって、ぺこぺこしているありさまだ。
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