武蔵御嶽神社峰中修行体験報告

by 一天

先日は武蔵御嶽神社の峰中修行ではお世話になりました。
修行の詳細はホームページの体験記で紹介されていますので、
私の感じたことと写真を簡単にご報告いたします。

今回漸く希望が実現し、初めての参加となりました。



この峰中修行は武蔵御嶽神社の重要行事のひとつで、
年2回、6月と9月に実施しているということですが、
我々まんだらや関係からは、宗次郎さんと5年前から参加されているという
常連ベテランアルピニストのTさん、紅一点で参加2回目というKさん、
初めて参加のYさんとHさんの計6名で、
全体では約25〜30名ほどの参加者だったでしょうか。


この手の行事にこれほど集客力があることに正直驚きました。
10年来の年中行事として定着して来ているとともに、
神社側の取り組む真摯な姿勢が参加者の心に響いてきた効果なのでしょうね。

始めに参加者全員に配布されるセットがあります。

(1)峰中修行(心得、作法等の手引き書)

(2)祓詞 

(3)大祓詞

(4)白いふんどし(女性は襦袢、白衣)、鉢巻

(5)食前食後の和歌(食事の際にもらいます)


(1)で目的をこう書いています。

「禊によって心身を洗い清め、山を駆けることで新陳代謝を促し、
 新しい生気をもって自らの魂を振るい起し、
 身体から離れている魂を身体の中に結び止め、
 心身共に晴れやかにする行法です。

「この体験を通して、生命力を取り戻し、自らと向き合うことで
(互いを尊重し、許し助け合い、自然(神)に任せるとは如何なることか?)
皆さんと自然界との幸福な出会いの場となりますことを願っております。」

何と美しく端的に表現しているのでしょうか。
都会に住む多くの現代人がすっかり失ってしまった
大自然に対する畏敬の念を再び思い起こさんとする行なんですね。

大自然を営利目的に破壊しては宅地化やリゾート施設を作り、
さらには広大なゴルフ場を建設しては特定のメンバーだけで贅沢な遊びに興じている。

山や森を切り開き、川を埋めて道路を建設し、
海の埋立地に工場や飛行場を建設する、
そして貴重な自然資源は永遠に失われていきます。

人間達は大自然を支配したかのように勝ち誇っているのです。

余暇で癒しを求めて山や海を訪れその恩恵に浴しているにも関わらず、
その矛盾に気付かず利便性や物質的豊かさを際限なく追求していきます。

そんな現代人たちに是非この修行に参加してもらい、
大自然の尊厳と人間の傍若無人さに気付きを得てもらいたいものです。


話は逸れましたが、メイン行事の一つ、滝行のロケーションは
本当に最高でした。

胎蔵界をイメージさせるシンボリズム的構造に気付いた時、
宗次郎さんと思わずほくそ笑んでしまいましたが、
滝に打たれる我々行者は金剛界、そう、まさしく金胎不二の瞬間だったんですね。

神密合体のとても深遠な叡智の込められた当に小宇宙そのものでした。
その御神体を中心に写真を幾枚か撮ったのですが、
不思議なことにどれも大量のオーブやピンボケで
きちんと写真に収めることが出来ませんでした。
やはり畏れ多い行為だったのかもしれません。

   

滝周辺の写真も行前と行後で明らかに異なり、
行後はやはり夥しい数のオーブが煙のように背景を遮り、
まともには写りませんでした
   


滝行は、拝礼→祓詞斉唱→鳥船→雄健「生魂、足魂、玉留魂!」
→ 雄詰「国常立命」気合→ 気吹(深呼吸 x 3度)→
禊開始 〜振魂で「祓戸大神」を連呼しながら約30秒x3度
といった行事次第でしたが、その鳥船でスイッチONとなりました。

意識の変容開始です。
顕在意識がOFFとなり次元トリップをしているうちに時間という観念が外され
気が付くとあっとという間に終了となってしまいました。

しかも一人当たり1回30秒ほどと短かかったのが少々物足りなさを感じましたが、
それでもすっきりとエーテル体のお掃除も出来、生まれ変わったような感覚になりました。

そういえば、ここは胎蔵界でした・・・。

蔵王権現様と自然霊たちの大歓迎を全身全霊で感じ受け、
このスピリチュアルな異次元空間を後にしました。

その後は約3時間の沈黙の山駆け行です。
大岳山山頂までの往復の深い山間を瞑想縦走します。

     

この沈黙行にこそ大きな意義があり、じっくりと自己と対話し内観をすることで
自分の中に神性を見出したり、また、大自然と対話し
神氣浴をすることで意識の変容を経験出来ます。

     

途中奥の院で瞑想し、大岳山頂付近では昼食も取ります。

     

その奥の院がまた只ならぬ気配を感じたスポットでした。
同行した霊感の強いHさんもその"存在"を感じており、
また霊視できるYさんは、2人の男女のご神体を見ていたそうです。

私は催促されてるかのようにすぐシャッターを押してしまいます。
そして撮れた写真が下です。
次元空間の歪み?のようになっています。

     

大汗を掻きながらもこのまま続けると
自身の変態が始まってしまうのではないかなんて感じ始めてきた矢先、
14時頃に山駆け行は頃合を見計らったように終わりを迎えました。

神社に戻り修業の奏告祭、修了書の授与で
16時頃に修行は無事終了となりました。

御嶽山を一言で言うならば、素晴らしい"場"を持った、
神氣溢れるエネルギッシュな活きた山 でしょうか。

     

明治の廃仏毀釈まで何百年も神仏共存の山だったためか、
所謂修験者たちの強烈な念も全く感じられず、
樹齢何百年の木々や川の自然が放つ生き生きとした波動が
バランス良く織り成す、とても心地良いエネルギースポットです。

そして空気中を舞うプラーナは都会では決して見ることの出来ない
小粒ながらとても美しく光り輝いたもので、
昨年お伊勢さんの内宮で見たプラーナに少し似ていました。

東京都にあのような素晴らしい神域があるとは正直思ってもいませんでした。
是非またハイキング等でも訪れたくなるパワースポットですね。

素敵な体験をシェア頂いた皆さんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

                                                        一天