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まず、得度式を受けるものは、丁子湯に入って穢れをおとします。
ここは、風呂が二箇所あるのですが、最初間違えて、大きいほうの風呂にいってしまい、
昨日の残り湯で、逆に穢れてしまいました。
小さいほうの風呂で、きちんと丁子湯に入りお清めしましたが、
寺の方に何も聞かなかったが悪かったのですが、ちょっと落ち着きがないようでございます。
長襦袢に着替え、いよいよ本堂へ進むのでございます。
黒い衣と、黄色の袈裟は、得度式中に着ることになるので、担当の僧に預けました。
まず、4人そろって、准胝観音の真言「おんしゃれいそれいそんでいそわか」を唱えます。
4人で唱えると、微妙なハーモニーというか倍音効果というか、
4つの声が重なって、良い響きに聞こえます。
このあたりから、心ここにあらずといったような、ぼ〜とした感じが終始つづいていて
あとで思い出すと霧に包まれた感じになってしまいます。
ご住職が本堂に入場して、得度式の壇に着きました、我々もそこに移動して、拝礼、三礼です。
このあといったん隣の部屋に戻り、三箇所の剃髪の後、黒衣を着せていただき、ご住職の前に戻りました。
式は進み、真言を唱えたり、授戒でしたか「よく保つ」とこたえたりして、得度の証明書をいただきました。
さらに黄色い袈裟をきせていただき、念数をいただいて、三礼です。
その後、全員で般若心経を唱えたりするところなどあって、終了となりました。
般若心経はその場にいる全ての方が唱えたので、かなり良い響きに聞こえたようにおもいます。
実は今回、念数をいただいた後の三礼で、緊急事態がございました。
ここの、最初の三礼の立ち上がるところで、畳の上に私の念数がざざっと落ちました、
その後、皆さん4人ともに合わせるようにざざっ、ざざっと念数を落としました。
ああ〜なんと罰当たりな4人でしょうか。
左手に念数をかけて、三礼するのですが、着物の袖の上に木の念数なので
非常に滑りやすかった、というのが真相でございます。
袖の上に念数をおいたのですが、本当は袖の上ではなく、手の腕の上に直接引っ掛けるのだそうです。
式後に先輩僧に念数は絶対におとしてはいけません、気合が足りないのです、
などといわれましたが、そのとおりですね。
なんというか、あっという間に終わってしまったというのが率直な感想ですが、
恵明、醍剛、秀蓮、雀雲は、晴れて得度式を終了したのでございます。
証明人の皆様も本当にお疲れ様でございました。
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