空海の旅でございます・1  身駆使意
また飲んで寝てますね

今日は桜が咲いています、しかし、夜は風雨が激しくなってきています。
ちょうど数日前の旅行の出発のころも同じような空模様でした。

「あ〜、また、ご主人様は風呂も入らず疲れて寝てしまって、どないなるのでしょう。」

力のない守護の分際では自分で何とかしてもらわない とどうしょうもないのでございます。
まあ、そばでみているだけですが 。

ご主人様は例の旅から帰って、一日ぐらいはパワーと霊感強かったよう なんですけど、
元にもどってしもて、だめで世俗なご主人様でございます。

例の旅は、ご主人様にとっては、癒しであり、貴重な体験であり、それは良かったと思います、
しかし本人は、俗なものが取れたようで(消毒された?)ギャンブル運とかなくなってるようで、
見ていて気の毒でございます。
あ”〜


旅へ

数日前の夜の9時、とある部屋の扉を開けて始まった物語でございます。

初対面のお仲間たちの顔を見て、こころのなかで「はあ〜、またか良くあるな〜
どっかであったことのあるような感じの懐かしい人たちばかりだ〜、なんかあるな」
なんて思っているようです。

そうなんです、結構こういうことはよくおこるようで
人により「前世かかわり説」を唱える方は多いです。

しかし、ご主人様の場合は、そういうのもあるかもしれないが、年齢を重ねてきてると、
いままであった人は数知れず、で、結構似た顔の人、性格が似た人といままで数多く出会っていて、
さらに年齢いってるので、正確に誰かはわからず、もやもやとした記憶が
何か妙な懐かしを生んでいるんじゃないか?と考えているようでございます。

ただ、それとは別に明らかに何か感じるときもございます。

なんて思ってる間に旅のしおりをいただき、名前だけ自己紹介がおわり、
一行はワクワクしながら扉をあけてあわただしく出発しました。


不揃ですが仲間なんですね

西国へ旅立つの八人は、表向きは統一感のないグループでございます。
「八」は末広がりで演技の良い数字でございます。
そのとおり後々人数が増えます。

「同行二人」のかばんと般若心経の杖を持った方が目立ち
JRの駅などで人目を引いているようでございました。
そのほかのものは、大き目の荷物を持った旅行、山歩き、
ハイキング、ジャージなどいろいろでございます。

まあ個性の強い集団でございましょうか、ご主人様は最近、
仲間という表現はほとんど使わなくなっていて、仕事でもその他でも、
ちょっとネガティブな思考になっているようで、孤立無援の状態が多く、
仲間ということから遠ざかった状態でございました。
簡単に言えばさびしいだけでしょ。

この仲間にいると古くからの知り合いの集団の中にいるような安心感のようなものがあって
心地よいようでございます。なついたな。


バス乗り場にて

ということで、東京駅の高速バス乗り場にたどり着いたようでございます。
ほとんどのかたがたはトイレへ、ご主人様は、Hんのり屋のおにぎり「昆布」を一個購入して
これで朝までもたせるつもりのようでございます。

ここで八人に女性一人が加わりまして一行は九人ということで、野球の試合ができるのでございます。
それにしても週末の高速夜行バス乗り場ということで人々の集まった特有の喧騒状態で場が混沌としています

なにが特有かってよくテレビの海外旅行番組で出てくる、インド、中国、東南アジアほどではありませんが、
やはりいろいろな人が集まっているせいか異様なエネルギー気が渦巻いているようです。
(オーバーな表現でございますが正邪入り乱れ混沌を成しているありさまで
アメ横とか渋谷とかも場所により近い状態かな)

敏感な人は気持ち悪くなったりするのでございます。
「ひと酔い」などといわれています。

たくさんの人々が、それぞれ別の目的、ベクトルで集まってバスを待っているという
「場」には、いろいろな「気」が交錯しているのでしょうか。

ひとつの目的のために集まって、整列したり、心のベクトルをひとつにすると、
逆に心地よい一体感、はたらか見ても清清しい感じを受けとることがございます。

今日も世界のあちこちでは欲望渦巻く気の磁場が発生しているのでございます。こわ〜。


S春ドリーム号という名の修行

前のバスが発車し、いよいよ「S春ドリーム号」が到着したのでございます。

とにかくご主人は早めに乗車してしばらくして、外国人の旅行者、若者、中年、老人、
などに混じって今回の旅のお仲間も、土曜日で東京ー奈良5000円という破格の料金で
バス車内はほとんど満員でございます。

やはり値段でしょうかね、朝早く行動を開始するには便利、
ただ体力が残っているかどうか、寝れるのかが心配でございます。

乗車して一段落して発車、夜行バスなので電灯がついている間(10分)におにぎりを食しました。
Hんのり屋のおにぎり昆布とご飯が結構おいしかったです。

車内の電灯も消え、就寝モードに突入です。
高速夜行バスはそんなにきついものではないのですが、当日のご主人の体調、バスの環境、天候などが影響し、
今回は結構きついものになるのでございます

・においの苦

乗った直後からこのバス、ご主人様の席付近だけか、ちょっと不快なにおいが気になりました。
ご主人様には、肉まんシューマイの豚肉系のきついにおいに感じられたようです。
実は帰りにおいしい肉まんを食することになるのですがこの時は不快でした。
実は最初だけでにおいは慣れてしまって、その後きにならなくなりました、同化したんですね。

・温度湿度の苦

この日気温は暖かかったため、車内は寒くなくちょっとむんむん(暖房してるん?)
そして車内はほとんど満員のためのひといきれと、降り出した雨で湿度も加わり、むんむんむんむん、
汗ばんできていまして、オーバーに言うなら亜熱帯のジャングルかというところでございます。

「ふぅ〜気分悪くなるかな〜」(ご主人様は、このたびは紀伊半島の山地に行くのだからと
ダウンを着ていたのでこのようなことになっているのでございます、車内で脱いでいないのは
下にはTシャツ1枚で、着てれば暑い、脱げば寒い状態)

・おたすけ

このとき天のたすけか御仏のご加護か、となりに座りました初対面のお仲間から
木の入れ物から(塗香入れ)、香しい塗香を「使いますか」とお声をかけていただきました。
あまり使用したことがないので、どうするのですかと聞くと
「手にこすりつけ、首などにもつけます。」と親切におしえていただいて、
しらばくは不快な状態から解脱することが出来ました。
本当にこのときはありがた思えました。

まあ、人間、環境悪くても時間がたてばなれちゃうんですがね。
いやいやこのときの親切は、忘れることはないでしょう。
そのとおり、何時間かするうちになれていくのでございます。

・ゆうわく

そうこうしている間に足柄SAに到着、一回だけのトイレ休憩です。
とりあえず、激しくふる雨にかさもささないでトイレに急行して用を足しバスに戻りました。

ご主人様の席は2階に上ったすぐのところですが雰囲気がちがいます、
お隣のお仲間も違う人になってます。

「しまったバスまちがえたか〜」とあわてて、外にでて、
あたりを見回すと同じようなバスが、確かトラックの隣に止まっています。
これかなと年には似つかわしくないすばやさで、2階まで行くと、見慣れたお顔を見つけ
事なきを得たのでございました。

やはり聖なる旅には、誘惑や試練がつきものでございます。
いや、たぶん、寝ぼけている天然のご主人様の成せる業でございましょう。

・姿勢の苦

いつも寝ているのが1:00とか2:00とかなのでなかなか眠れずにうとうと状態です
におい、湿気、温度を克服すると、今度は、狭いところなので
体を動かすことが出来ない状態の苦しさが出てきました、

ちょっと横向きにしたり、足を曲げたり手の位置を変えたり、いろいろ試しますが、
バスの椅子ではなかなかいごごちの良い姿勢を見つけることが出来ません、しかし、
そのうち首の不安定さが一番気になるようで、上着を丸めて頭の後ろに置くと意外に楽になり
うとうとできるようになったのでございます。

・おしりの苦

うとうとできる状態になると今度は、体重が一番かかるおしりが痛くなってくるのでございます。
いろいろ体勢を変えては体重のかかり方を調整しますがだめです。
結局、浅く座るタイプのご主人様はおしり全体より、尾てい骨がいたい状態になるのでございます。
この「おしりの苦」は克服できずに奈良で開放されるまでうとうとしながらも続いたのでございます。

・人生の誘惑と試練

修行でも人生でもある状態を乗り越えるとまた次の試練が出てくるものでございます。
また、人生ある状態を超えるとまた次のお楽しみ、目標が出てくるものでございます。
書物でも映画でもそうでしょう、仏陀とかキリストとか修行中、いろいろな段階で
いろいろな誘惑とか試練にあうではありませんか、そうなんです、
生きていること自体が修行なのでございます。

「S春ドリーム号」はまさにそういう状態でございました
オーバーな表現が好きな人でございます。
しかし別にバス移動に慣れたら、こんな話どうでもいいことでございます、
たまたま、この時のご主人の感覚がこのような状態だったのでございます。


いつも食べない健康的なあさげ

ながい修行から開放されてほっとしていると、「Nか卯」であさげをいただくのでございます。
ご主人様は健康志向なのでほぼ間違いなく納豆朝定食をいただくのでございます。

納豆もちょっと前には、TVの影響でスーパーなどで売り切れのときありましたが、今は落ち着いてますね
本当にテレビの影響というのはものすごいもので、あれは一種の洗脳のレベルにあり、
購買意欲をコントロールできるのでは?

そうです、いろんな業界が今日はこの料理、来週はこの健康食品などと談合しながら、
番組決めてるかなと思うほどのときもございます。
こんなこと書いてると旅行記がすすまないのでございます。

納豆朝定食、納豆、のり、生卵、味噌汁、漬物、ごはんで380円でございます、
卵の黄身がオレンジ色をしているのが印象に強くて、おいしくいただいたようでございます。

ここで、九人に男性一名、女性一名が加わり一行は十一人となり
サッカーの試合ができるのでございます。

ご主人様のテーブルにはバスで隣になり塗香をいただいた男性ともう一人女性の方と、
ここで加わった女性一名がこのテーブルついて四人となり、
これがご縁でこの後、貸車の蓮華号に乗ることになるのでざいます。

さらにうろおぼえでございますが、このときに、蓮華号の運転担当はご主人様になったようでございます
最近、週一程度しか運転していないので、山道には自信のないご主人様でしたが
「早起きして、朝食を食べていると、わくわくするような一日が始まるような気がする、
やはり早起きは良いですな。」なんて考えてる、ご主人様でございました。

移動のための車は3台でそれぞれ名前をつけていてご主人の乗車する車の名は
「蓮華号」でございました。

氷室神社の怪

最後に加わった男性が自家用車参加だったので、11人を3回に分けて
東大寺横の氷室神社のあたりへ運んでいただいたのでございます。

天気は曇で時折、雨ぱらりですが、きれいなしだれ桜が境内に咲いていて、
とりあえず由緒ただしそうな氷室神社におまいりでございます。

しだれ桜を写真撮影している方もいらっしゃいます。
あのかたは毎年撮影しに来ているのでしょうか、今年の咲き具合はどうなの
地元の人なのでしょうか、遠くからワザワザ撮影しに来ているのでしょうか、
話が横道に。。。

あとでこの氷室神社について知ったのですが、やはり「しだれ桜」で有名な神社です。
「氷室」の起源は古く、今から1600年以上も前にさかのぼるらしいです。

毎年5月1日に行われるお祭には全国の氷業者が集まり商売繁盛を願って海の幸を代表する鯛と、
川の幸を代表する鯉を凍結させた高さ1メートル程の氷柱を1対と花氷を奉納するようでございます。
午後になると神社伝来の舞楽が奉献され奈良の年中行事としても有名でございます。
豆知識ございます。

手水舎で身を清め、拝殿になぜか100円入れると雅楽が再生されるシステムがあり
100円入れてみると雅な調べが響きわたり、二礼二拍手一礼の拝礼でございます。

このときご主人様は何気なく目をあけていて、曇り空で暗い拝殿の奥で白いものが
「さーっ」と左から中央付近に流れたのをみたのでございます。

同じようなことはいままで何回かあって、徹夜明けとか、主に強いストレスがあった後に
よく見ている気がするので、夜行バスのお疲れ状態の成せる業でございましょうか?

再生の雅楽はその後も大きな音で鳴り響き、帰ろうとしても止まる様子はございませんでした。

余談ですが神社での幻視で記憶に大きいのは、ほとんど徹夜明けに近い仕事の後でした、
朝の3時すぎとかそのくらいの時間に東京埼玉境の近郊で比較的大きな神社があり、
そばを自転車でとおりかかって何か明るくにぎやかな感じがして、見てみると、
巫女さんのような女官が舞台で舞をまっている、

「本人疲れてぼ〜としていたので」こんな時間に珍しいな「ほ〜」と思って通り過ぎるのであるが
(深夜にそんなはずないでしょう)
後で思い出すと、記憶の中の女官の顔は狐さんだったそうです。「こわっ」

もしかして、古くから、秘密に伝わる、深夜の神事(お面を被り舞を舞う)だったのかもしれないですね。
そんなこと〜ほんまですか〜。
かなり疲れているんでございましょうな。


さすがに東大寺です

徒歩で隣の東大寺へ移動でございます。
とにかく広い、鹿が多い、大仏殿がでかい、明るい感じのする場です。

まあ、華やかなりしころは日本で一番の国立大学のような存在だったのだし。
南大門も大きく存在感があって 金剛力士像も迫力があり写真などより
実物はリアルに大きいと感じます。
何事も実物を体験するのが一番でございます。
(朝なのでか鹿は飢えてます、バッグににおいをかいだりしています)

大仏殿に入り有名な毘廬遮那仏でございます。
左に虚空蔵菩薩がありまして、横で何人かで、祈ったようでございます。
空海@東大寺でございます。

ここはかなり、空海さんゆかりの寺で大学をやめて遊行僧の駆け出しのころ、
空海の空白の何年かにも知り合いを通じてか、たぶん出入りしていたのでしょう、
その後、遣唐使として唐へ渡る資格を得るため(管僧になるため)の戒律を授かったのも
東大寺の中の戒壇院でございます。

唐から帰ってから寺の別当(官長?)みたいなえらいさんをしていたこともあってか、
華厳経の本山でありながら真言院があったり、理趣経が唱えられり、
真言化されているところがあるのでございます。

毘廬遮那仏向かって右の裏のほうの柱に穴があって、ここをとおりぬけられると
無病息災幸せになれるご利益があるといわれていて、
もちろんご主人様は、通り抜けたのでございますが、
穴を出てすぐ左ひじを石の床に打ってしまい、かすり傷をうけましたが、
これを書いているころには、かさぶたがきれいになくなりました。

火災にもあっているし、今の大仏殿は江戸時代に再建されたものなので、どうなのかわかりませんが、
空海のころも同じように柱に穴があったのなら、若いころにきっとくぐっているでしょうね。
何でもやってみるような、茶目っ気ありそうで、空海の昔は柱に穴はなかったんでございましょうか。


貸車屋で軽い揺れを感じるの事

運転担当だけで近鉄奈良駅前の貸車屋へ、レンタカーを借りる手続きをカウンターで行っていると、
何か揺れているような感じで外を見ると電線が少し揺れているようにみえた、
周りの人はあまり感じている様子はなかったので、疲れてるから体がゆらゆらしているように
感じたのかななんて思っているようでございましたが、案の定帰りに大きな地震があったことを
知るのでございます。
実はご主人様は、割と地震に敏感で、K戸震災の時には、朝から気持ちが悪く会社を休んだようでございます

横道にそれないように話を進めることにいたします。
レンタカーはHンダのSトリームで、つめれば7人乗れます。
ハンドル、ブレーキはレンタカーなのでしょうがないのですが、ゆるゆるで遊びがかなりあって、
ご主人様が普段乗っている車と違い運転しにくそうです。
このあと、運転が難しい長い山道のドライブになるとはこのときは知るよしもございません。


久米仙人さん

車3台で久米寺にむけて出発です。
ご主人様の運転する蓮華号には、朝同じテーブルの4人が乗車いたしました。
ナビを久米寺で入力して発車でございます。

結構地図だけで、いつも何とかなるご主人様はナビはほとんどはじめてで
案内の声はうるさく感じるようでございます。
それは、どこにでもあるような住宅街でしたが、ナビもいってましたが
目的地に着いたようでございます。

有名な久米仙人の伝説のお寺でございます。
東大寺にいったあとなので小さく感じますが、住宅地の寺としてはそこそこの広さがあります。
うらにあじさいつつじ園なるものがあるようですが時間の関係でみることはできません。

お祈りをすませ、本堂のなかで、おばさんに説明をしていただきました、
なんかあたたかみのある素朴なせつめいでおばさんの人柄がにじみ出ていました。
空海@久米寺でございます。

若いころの空海は、まだ、遊行僧のころここで、真言宗の根本をなす大日経を
塔のなかで見つけて、たぶんよみふけったのでございますね、
これで理論は確立して、このあと空海は、大日経の理論世界だけでなく
一子相伝による真言の秘密を知るべく、遣唐使となり、中国にわたるのでございますね。

う〜んいろいろ想像をふくらませることはたのしいことでございます。

本堂の後ろに回るといくつもの小さな御仏たちがおります
かならず前に小さな鐘がおいてあり、ためしにならすとみな良い響きでなっております、
ドニパドロのように中にはふちをこすると、良い音がでるものもございました。

久米仙人の木像を見つけました、ものすごく親しみのある、かつなまなましい木造を見てびっくりでした、
お寺の説明のおばさんいわく、髪と歯は本物ということでした。う〜んどうなんだろしかしすごい。
仙人の木像のお顔もしたしみがあり、有名な伝説も飛行中に娘の足をみて落ちてしまい、
娘と結婚するなど人間味のあふれる仙人でございます。

ご主人様ももし仙人になれたら、役の行者タイプでなく、間違いなく久米仙人タイプでございます。


吉野につくと金峯山寺

都市近郊から段々郊外、山間部へ、移動しているのでございます。
朝食をたべたものの氷室神社東大寺久米寺と回っているので、おなかがすいてきているのでございます。

山道に入り、かなりの曲がりくねったのぼりで、道も狭く崖が続いていたりする、吉野に入っています。
駅の近くをとおりすぎた、歩いたらいい山登りだろうな、などと考えつつ、車を進めると、
金峯山寺についたのでございます。
おそらくはここで昼食がまっているはずでございます。

空海@吉野の山々はたぶん遊行僧のころの修行の場なのでございます。
役の行者でゆうめいな修験道のメッカであります。

役の行者は空海よりも前のひとであり修験道を確立した人物ですが
空海など後の有名人に比べ記述されたものも少なく、伝説の闇のなかでうごめいている謎の人物でございます。
あ〜いろいろな想像がうかびます、、、、、

金峯山寺は山上の大寺院でございます。
高野山もそうなのですが、こんな山の上に巨大な寺院をよく作ったものでございますな、
ほとほと関心するのでございます。

ご主人様はトイレにいきたいようですが、このへんで一番近いトイレは、
かなり段数のある階段の下でございます。
本堂から何でこんなに遠いのだろう、水を引いてこれないのかな?

かなりの運動量ですが、トイレに行って帰って、参道の食堂で昼食でございます
みなさま思い思いのメニューを頼んでおります、ご主人は柿の葉寿司を頼みました、
しかし、早いと思われたメニュー柿の葉寿司は最後に運ばれてきました。作ってたんでしょうか。
隣に座りました親切な方から、さらに柿の葉寿司3個をいただき完食でございました。


着くのか天河

さて次の目的地はついに天河、そうです、ここだけの話ですが今回のご主人様の主目的は
「天河神社に行く」
これだったのでございます。

金峯山寺で助手席のかたにナビの入力を頼みましたが、なぜかうまく天河神社で
ナビに入力できない状態が続いています。

山道走行しているうちに、助手席から、ナビの画面をみていて車酔いの状態になっていて、
青白い顔をしています。大丈夫でございましょうか。
山間部の細い道で上り下りも多く、さらに曲がりくねって、ナビを見てなくても
気持ち悪くなりそうな道でございます。
場所によっては断崖、渓谷、木々がうっそうと茂って昼なお暗いところなど変化にとんでいます。

その昔、山岳の修験者や空海のような遊行僧が、この紀伊半島中央部の山中で修行を
行ったことを想像していると、うっそうと茂った深い木々の向こうに
一心に経を唱える姿が見えるようでございます。

時間的にも天河地区に入っているようでございますが、なかなか目的地に着きません。
LソンというコンビニがあるのですがそっくりなMOWSONなる名前で、
マークがやかんという珍しい店を発見、まるでパロディーでございますね、訴えられちゃうかも。

山間部から村落部に入っていて、道もそれまでの山道よりはずいぶんましになってきております。
前に走る車について走っているのですが、何回か、ストップして、戻ったりして、まよっております。

やはりうわさどおり、天河は来れる人を選ぶとか、なかなかたどりつけないとか、そのとおりなのでございましょうか?
不安な空気が車中に漂います。

木の根屋さんがあってそこのおじいさんに神社はどこでしょうと、同乗者に聞いていただくと、
あと2〜3キロということでして更に進み川があって赤い橋を渡りすぐにあっさり到着でございました。


天河神社と大きな木

とりあえず天河神社にたどり着いたのでございます。
いろいろ感じたこと考えたことあるようですが、あまり言葉にしたくないようです。

簡単に最初に感じたのですが、うまくは表現できません
だんだんと何もない感じ、白い感じがしてきたそうでございます???
自分についている雑なものがとれて、自分自身の本来もっているものが強くなるような感覚だそうです、
本人は「消毒、解毒」という表現をしています。

神社に行くとご神体なのかどうかわかりませんが、本殿に鏡が見えます。
通常の神社はこんなところに鏡置いてないんじゃ、まあご主人様は神社そのものより、
なんか場が作り出す磁場のようなものを感じていて、水がこんこんと湧き出ているので
地下に水脈が流れているのかななんて考えてるようです。

あと、おもいだしたのですが、90年代初期の資金に関するエピソードは、神社にとっては生々しい話ですが、
ご主人様はさすが天河神社らしいなと思っているようでございます。

このへんで感想めいたことはやめますが、主人様がうまく説明できないので
いつかゆっくりきた時の楽しみにとっておくのでございます。

空海@天河はやはり修行の場でございますね、空海だけでなく役の行者もそうなんでしょうね、
今の時代より山深く、来る事が容易でなかったころ、こんなに場所で修行を行うことは考えられません。
来るだけで命がけでございます。
断崖絶壁熊狼水食料、あとは自分の精神状態を維持できるかというところでございます。

話は変わって、境内は非常にきれいにされていて、目に見える形での特に変わったものというのは、
今回は発見できません、どちらかというと隣のいちょうの木がものすごく気になるようでございます。

このいちょうの木は千年とか千五百年ぐらいとも言われているものらしいです。
枝ぶりが普通のいちょうの木に比べ細かくほそくファジーな枝に感じられます、
気を感じる方はかなり強い気を感じるそうでございます。
たぶん、調べるとこのいちょうの木にはいろいろエピソードがありそうです。

おおきな神社のイベントのない日だったのでご主人様のグループとあと何人かがいただけで、
非常に静かな参拝でございました。

今回、2日間でいろいろ回るのですが、帰ってから、ご主人様が、時間的にはほんの30分程度いたのかという、
ここ天河神社を一番思い出すそうでございます。

おそらく、また、行くのでございましょうね。

(2へ続く)