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モーフィアス:「何を知っているのか説明できないが、感じはあるだろう。
世の中、何かが間違っていると生まれてこの方ずっと感じてきた。
それが何だかわからないが目の前に存在する。
心の中の棘のように、君を狂わせる。
この気持ちが君を私のもとに運んだのだ。
私の言っていることがわかるかね?」
ネオ:「マトリックスか?」
モーフィアス:「それがなんだか知りたいかね?」
モーフィアス:「マトリックスはあらゆるところにある。われわれを取り囲んでいる。
今この部屋にもある。窓から外を見てもテレビをつけても見ることができる。
仕事に行くとき、教会に行くとき、税金を払うとき、感じることが出来る。
真実を隠すため目の前を覆っている世界だ。」
ネオ:「何の真実?」
モーフィアス:「君が奴隷だって言うことさ、ネオ。
他のみんなと同じように君は生まれながらに囚われの身だ。
匂うことも味わうことも触れることもできない牢獄に生まれついた。
精神の牢獄だ。」
モーフィアス:「残念ながらマトリックスが何なのか誰も教えてくれない。
自分で確かめるしかない。」
・ ・・中略・・・
モーフィアス:「マトリックスは一つのシステムなのだよ、ネオ。
そのシステムことが私たちの敵だ。
だが、君がその中にいるとき、あたりを見回すと何が見える?
見えるのはビジネスマン、教師、弁護士、大工・・・
そういう人々の精神こそ私たちが救おうとしているものなのだ。
だがそれができるまでは、この人々は依然としてシステムの一部であり、
彼らが私たちの敵であるということなのだ。
ほとんどの人々はまだプラグを抜く準備ができていない、ということを
君は理解しておかなければならない。
彼らの多くはそれに慣れてしまっていて、仕方なくシステムに依存している。
だからそのシステムを守るために戦うことになる。」
たとえば貨幣経済というシステムに依存して長年生活していると、
それが当たり前で不便を感じることはありません。
長期間のシステム継続で、そのシステムに破綻が生じてきてもその場しのぎの訂正は行われても、
そのシステム全体を疑おうとはしません。
それどころかそのシステムを訂正しようとすると、敵と看做され非難や攻撃をされます。
戦争中、兵役を拒否し、その戦争経済体勢を非難すると「非国民」という言葉を浴びせられました。
それらの人々は無垢の純粋な、おじさん、おばさん達だったのです。
「天皇陛下のために死ぬ」という洗脳を当時は否定できませんでした。
しかし今、あなたが考えていることが・・洗脳されているのではないとなぜ考えられるのでしょう?
考えることこそが、叡智を生み世界を変える力を持っているのです。
直観(イントゥイション)を信じましょう。
「何か変だなという思いが・・モーフィアスに出会う鍵なのです。」