新・マトリックスの般若心経  
 
 般若心経  


自在に観察できる新人類(NEO)が、認知作用が幻想を作っているという智慧の完成に至り、
一切の苦しみをコントロールできるようになった。

コトバにより名付けられたものは幻想であり、それは誰かの意思により名付けられた世界なのだ。

真実はコトバ(虹の七色:分別智)により分断認識できない波動(白光:無分別智)の世界なのだ。

だから感覚器官や感覚対象はあなたの想起した幻想なのだ。


 マトリックス:胎蔵界  


モーフィアス:

 なぜ君がここにいるか教えよう。

 君はあることを知っている。
 だからここにいる。

 何を知っているのか説明できないが、感じはあるだろう。
 世の中何かが間違っていると、生まれてこの方ずっと感じてきた。

 それがなんだかわからないが、目の前に存在する。
 心の中の棘のように、君を狂わせる。

 この気持が君を私のもとに運んだのだ。私の言っていることがわかるかね?


ネオ:

 マトリックス(胎蔵界:泥沼の世界:穢土)か?


モーフィアス:

 それがなんだか知りたいかね?

 マトリックスはあらゆるところにある。
 我々を取り囲んでいる。
 今、この部屋にもある。

 窓から外を見ても、テレビをつけても見ることができる。
 仕事に行く時、教会に行く時、税金を払うとき、感じることができる。

 真実を隠すため目の前を覆っている世界だ。

     (なぜ、テレビを見るの?なぜ、仕事に行くの?なぜ、教会に行くの?なぜ、税金を払うの?)

ネオ:

 何の真実?

モーフィアス:

 君が奴隷だっていうことさ、ネオ。
 他のみんなと同じように、君は生まれながらに囚われの身だ。

 匂うことも味わうことも触れることもできない(無・色・声・香・味・蝕・法)、牢獄に生まれついた。
 精神の牢獄だ。

モーフィアス:

 残念ながらマトリックスが何なのか誰も教えてはくれない。
 自分で確かめるしかない。

 これが最後のチャンスだ。これ以上は引き返すことができない。

 青いピルを飲むと・・・物語はおしまいだ。
 ベッドで目覚め、後は好きに考えればいい。

 赤いピルを飲むと・・・君は不思議の国にとどまる。

 ウサギの穴がどれだけ深いか、見せてあげよう。


 般若心経秘鍵:空海  


  哀れなるかな、哀れなるかな、長く眠る人。

  苦しいかな、痛いかな、狂って酔っている人。

  痛いとか、狂っている人は、酔っていない人を笑い、

  むごく眠っている人は、覚者(目覚めた人)をあざける。

           (みなこの世の支配者のプログラミングにあって、夢を見させられているんだ。)


  いままでに、叡智(深く洞察する)という医者の薬を飲まずに、

  この世を照らす、大日如来の真実の光(金剛界:光の世界)を見た人はいるのだろうか?



 イメージにだまされるな:東京新聞 富田浩一72才の発言  


最近、国民は言葉のイメージに騙されているのではないかと、心配している。
戦前も「大東亜共栄圏」だの、「神風が吹く」だの、「一億火の玉」だの、いろいろなコトバのそのイメージで、国民を繰って来た。
近頃気になる言葉は、「経済成長」「ねじれ解消」「改革を止めるな」「積極的平和主義」だ。

まず、「経済成長」。今や日本は円熟期から老齢期に差しかかろうとしている。
本当に経済成長をさせることが正しいことなのか。
そのための収入格差や貧困などを放っておいて、高度経済成長を目指していいのか。

次に「ねじれ解消」。衆院が自民党、参院が民主党とねじれていた。
言葉だけ見ると、いかにも、ねじれていないほうが良いというイメージだが、実際に衆参両院を自民党が取ると結局、独裁政治になっている。

小泉政権の時、「改革を止めるな」というスローガンで選挙に勝利した。
いかにも改革という言葉は正しいことをやろうと言うイメージだが、実はとんでもない格差を生み、
最悪だったこのときも、国民は、言葉のイメージで騙された。

ここに来てまた、「積極的平和主義」なる言葉が、安倍政権で盛んに言われている。
積極的に平和に向かうことは、消極的よりもいいと国民の多くは捉えている。

しかし、本当にそうだろうか。
国土防衛だけでなく、アメリカの手下になって今よりずっと自衛隊を海外の紛争に使おうということだ。

これが積極平和主義の実体だ。
もっと消極的な平和でいいのではないか。