越生七福神巡礼
2009年1月4日
七福神巡り(武蔵越生)

室町時代から、新年の行事として定着した七福神。
江戸時代には初春の風物詩とされるほど人々の人気がありました。
恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の七神をいいます。

恵比寿は海のかなたから漂着した漁の神。

大黒天はインドのシヴァ神の別名で、後に仏教の守護神になりました。
大国主命と習合して、台所の神となります。

毘沙門天はインドの財宝の神・クベーラ(クンビラ)であったが、
仏教に取り入れられ四天王の一人になります。

弁財天(弁才天)はサラスバーティというインドの芸術と豊穣の神が取り入れられました。

福禄寿は中国で南極星の化身とされ、寿老人は長寿の神とされます。

布袋は中国に実在した僧で、弥勒(マイトレーヤ)の化身とされます。

それぞれの真言は

恵比寿:法恩寺  なむ・えびす・たいじん

大黒天:正法寺  おん・まか・きゃらや・そわか

弁才天:弘法山  おん・そらそば・ていえい・そわか

福禄寿:最勝寺  おん・まかりしり・そわか

寿老人:円通寺  おん・ばざら・ゆせい・そわか

毘沙門天:龍穏寺 おん・べい・しらまんだや・そわか

布袋尊:全洞院  おん・まいたれいや・そわか


都心・池袋から30分、乗り換えて15分。
するともう・・・チベットのような山の中。駅前にはなんにもな〜い。

その駅前に集まった人数は20人。
法恩寺は真言宗の弘法大師のいるお寺。
みなで「南無大師遍照金剛」

           

おのおの修験道のコスチュームや、白衣などに身を包み山里の初春を楽しみました。
お寺に入堂するたびにホラの音が山々に響き渡ります。

           

最初はのんびりしたハイキング。広い道路を歩きました。

         


七福神では般若心経を唱え・・・


         

一般参加の人々は私たちめがけてシャッターを切っていました。


         

インディゴのつばさくんは福禄寿にヘンシ〜ン。


       

弘法山はピラミッド状の二等辺三角形。
この山を日本では神奈備山(かんなびやま)と呼びます。
ピラミッドパワーが降りてくるのです。
富士山はその代表です。


七福神・以降が本番


七福神巡りは10時から始まり、全洞院で3時に終了しました。
ところがこれで終わらないのが・・・ガテン系の「まんだらや密教研究所」。

希望者は役の行者の隣に座している「弥勒菩薩」に、いままで旗印にしていた赤い旗を奉納するのです。

それ以外の人は「温泉・・おんせ〜んグループ」

当然私は登山コースを選びました。
勇者たちは名乗りを上げ1時間の登山が開始されました。
(実際は1時間半かかってしまったのです)

滝行でお世話になっている天狗の滝に挨拶し、急坂を登り始めました。
ところがそれまでとは違う・・・登山道。
同じペースで登っていたために・・・旗手のGさんが・・脱落?
ついでYさんも遅れがち・・になりました。

先頭グループで登っているM君がホラを吹くと・・・遥か下のほうから返事の音が響いてきます。
この通信機能はすごい。しかし遅くなるとバスに乗り遅れるので心配です。

30分の急坂で、広場になった異次元空間にたどりつきました。
この広場には役の行者と不動明王、弥勒菩薩の石像が祭ってあります。
その役の行者の後ろの木が、もみじとケヤキともう一種類、三種類の木が根っこを共有しているのです。

       

植物の作り出した聖空間。神の降りてくる座。
広葉樹の落葉で、カーペットになった広場にはベンチが置かれ、静寂が心を癒してくれます。

                     


しかしその静寂もつかの間、帰路を急ぐ私たちは、直ぐに般若心経を唱え、世界の平和を祈りました。

遅れていた2人も到着し、すぐに下り始めます。
薄暗くなってきた森の中を駆け下り始めました。

予定していたバスには乗れそうもありません。

温泉グループの代表Jさんに携帯電話して先に帰ってもらおうとしましたが
携帯電話が使えません。
下の人にも届くホラが欲しい!!

夢中で駆け下りているうちに、時計を見直すと、4時48分のバスに乗れそうです。

滝まで降りてから・・みな一目散に走り始めました。
このバスに乗れないと、次のバスは2時間後です。

山の斜面を降りてくると温泉グループと携帯も通じ、彼らはもうバス停です。

必死!!必死!!必死!!息せき切って・・ふと気付くと・・みな私の前を走っています。
(私も年かな〜・・?)

〜なんだ・・みな余力があったんじゃない〜・・・

バス停で不安そうに待っている「温泉グループ」の顔が微笑む様子を見て・・
こちらもほっとしました。
遊びの・・軽いハイキングと思って参加した方・・・ごめんなさい。
最後の最後で・・すごい修行になってしまいましたね。
いまでも・・筋肉痛だと思います。(私も・・・)

でもこんな修行巡礼・・また来年も続けたいと思います。

そして巡礼のグループを微笑ましてくれた、宇宙人の「つっくん」ありがとう。
あなたの成長を「まんだらやの仲間」は楽しみにしています。

皆様のまたの参加をお待ちしています。

             

修験装束


修験道の装束には当山派(真言系)本山派(天台系)の二種類があります。

     

向かって右の黄色い装束が本山派。梵天袈裟(ボンテンゲサ)をしています。

中央の装束は、緑色の鈴懸(スズカケ)に輪宝袈裟(リンポウゲサ)。

左の装束は、カンマン羽織に磨紫金袈裟(マシコゲサ)。
オレンジ色の呪索(シュサク)は呪師の袈裟であるとも、
役の行者が修行の際に猿から献上されたものとも言われています。

額の頭襟(トキン)は共通で、チャクラを閉じてこの世に降りてきている姿です。
頭襟の襞は12枚あり、中央が開いているのです。
黒い色は無明の色・・・第三の眼を閉じているのです。

第三の眼を開くことを覚りと言い、人類の過去・未来の情報が入っている虚空蔵と
リンクすることを言います。
空海は虚空蔵求聞持法によりこのチャネリングを成し遂げました。