心とは?

フロイト・アドラー・ユング

コンプレックスの概念



ユングは最初に言語連想検査を行いました。

無意識は見えないので、音を深海にぶつけて調査するように、刺激語を患者に与え、
反応の時間や態度の変化を観察しました。

その反応がある部分をコンプレックス(複合的)と、捉えたのです。

ユングの言うコンプレックスは、日常語としてのコンプレックス(劣等コンプレックス)だけではありません。

無意識がドロドロしたマグマのようなものだとしたら、
どろどろの中にある塊がプカプカ浮いているものを、コンプレックスと名付けたのです。


フロイトとアドラー
P206・208


                 

フロイトはすべての活動の根源に、性欲があると考えました。
アドラーは、性的なものを権力への志向と考えました。

女を口説くという出来事を、フロイトは性欲を原因とし、アドラーは征服欲に理由を求めます。

フロイトは、父親と母親の影響を受けて、エディプス・コンプレックスがあると考えました。
アドラーは、兄弟同志のライバル関係が、コンプレックスを作る元になると考えました。

ともに、彼らの家庭環境から、導き出された観察なのです。

アドラーは、身体のどこかに劣等器官があり、「無意識の内にその劣等器官をかばうように行動する」と考えました。

心も同じで「自分の弱いところをカバーしようとして、自分より優れている人を見返してやろう、張り合おうとして、生きている。」
というのです。 


これらの心の中のコンプレックスの存在を、自分で気づくことが出来ると、
そのコンプレックスは、澱みが水に溶けるように、消滅します。  

なぜならば、ダメな自分を愛することが出来るようになるからです。

ダメと思っている価値判断(ジャッジ)が、間違っているのです。

そのような(ダメな)あなたを作った存在に対して、クレームをつけているのがコンプレックス(澱み)なのですから。

  親から良い子であると思われたい。(フロイト)

  兄弟の中で一番良い子でいたい。(アドラー)

そのような特定の思考傾向(プログラミング)が、心に澱み(ダマ)を作る原因です。

全身全霊で、ありのままの自分を愛しましょう。 

「私が大好き!!」「私が大好き!!」「私でいてありがとう!!」と叫んでください。

あなたを作った神仏(ハイヤーセルフ)に、間違いがあるはずは無いのですから。

すべてはうまくいっているのです。

密教ではこれを「おん・さるば・たたーぎゃた・はんな・まんなのう・きゃろみ」
「出来事は如来からのメッセージ」と解いて、礼拝するのです。 

その答えは「ありがとう、ありがとう、ありがとう!!」 なのです。