川越・喜多院の五百羅漢
川越・喜多院

         

天長7年(830年)淳和天皇の勅により、慈覚大師・円仁により開山された勅願寺。

本尊は阿弥陀如来。関東天台宗の中心として栄える。


慶長16年(1611年)慈眼大師・天海僧正は、川越に訪問した徳川家康に面会する。
その智謀に感心した家康に、内外の政務をまかされる。

延暦寺の復興と日光・東照宮の整備に尽力し、幕府の足元を固める。

江戸の都市計画にも風水の叡智を使い、鬼門封じとしての上野寛永寺を創建し、
裏鬼門・封じとしての芝・増上寺を創建する。

秀忠・家光を補佐した幕府に知恵袋的存在。

なんとその当時、107歳まで生きた、会津生まれの天台宗の僧。



天海僧正の長寿歌
気は長く 勤めは堅く 色薄く

       食細うして 心広かれ

       

本堂の「おびんずるさま」が、長寿の天海上人のイメージでした。

摩尼宝珠を持っているの・・です。 

陰陽師:天海僧正


弘法大師空海も嵯峨天皇のブレーンとして、聖俗併せ呑む生き方をしましたが、
天海僧正も大師の号を賜る偉大な人物でした。

天海上人は11歳のとき仏門に入り、宇都宮、比叡山、奈良興福寺と修行を積み、
25歳のときに足利学校に入学しました。
その後、群馬の善昌寺の住職になり、54歳のときに川越の無量寿寺・北院に根を下ろし
天海と名乗りました。

若いとき日本国中を放浪した広い学識と視野が、その後の天海の生き方を変えたのでしょう。

1590年、川越の無量寿寺の代表として、天海はその年江戸に入った徳川家康と面会します。
彼はそのときに土産として、庶民の食べる「納豆」を不老長寿の秘薬として持参しました。

この和尚の奔放、豪快さを気に入った家康は、始末に困っていた比叡山に天海を送り、
南光坊という坊の主として天台宗を調査させました。

家康は天海を信じようとしたところ「人の上に立つものは、一つの宗派を信じてはいけない。」
と釘を刺しました。

家康が鷹狩りの時間を聞くと「四つどき(午前10時)」といつも答えます。
家康が疑問を持ち「時には四つどきでない日もあるのではないか?」と訪ねると
「いまは天下泰平、遊びに狩をするのだから、あまり早い時間ではお供のものが苦労します。
四つどきならば早すぎも遅すぎもしません。」と答えました。

また、三大将軍家光に仕えているときのこと、美味しい柿を賜ったあとに
その柿の種を懐に入れようとするときに「一体なんのために柿の種をもって帰るのか?」
と家光に詰問されました。

「持ち帰って植えるのです。」と答えると、「100歳近い老人が無駄なことをする。」
と笑われてしまいました。

天海は「天下を治める人がそのような性急な考えでどうするのか!!」と、言葉を荒らげました。

何年かして天海が家光に柿を献上したので、家光が「どこの産か?」と尋ねると
「先年持ち帰った柿の種が成長した結果です。」と嬉しそうに答えました。

二代将軍秀忠には「長命は、粗食、正直、日湯、陀羅尼。時折ご下風あそばさるべし。」
と和歌に詠みました。

「長生きは美食よりも粗食、ウソをつかずに正直に、毎日入浴、お経や陀羅尼を読み、
時折、屁を放ち平常心で生きなさい。」との訓話でした。

女色を好んだ家光には

「気は長く、勤めは固く、色薄く(好色はほどほどに)、食細くして、心広かれ。」と教えています。

天海は陰陽師:風水師としても、江戸の都市構造に活躍しました。

四神相応の考えは当時の科学でした。
鬼門に上野寛永寺を作り、東叡山の号を与えました。東の比叡山です。

京都も風水の都市構造をしています。

裏鬼門には「増上寺」を作り、江戸のエネルギーを調整したのです。

残念なことに、鬼門を空けてしまう、将軍を取ってはいけない「裏鬼門・水戸」から
慶喜公が将軍職になり、徳川幕府は滅びてしまいました。

上野・寛永寺の五重塔

増上寺と東京タワー
五百羅漢

喜多院の中の五百羅漢は、ほほえましい姿で語りかけてくれます。

       


   ボクの買った不動明王・・良いじゃろ〜・・・。

      先輩〜。ボ・・ボクだって・・持ってるんです・・。

                        (二人は仏像コレクター仲間です。)



 

 
 もしも〜し、もしも〜し・・・
 この場所は・・携帯が繋がらん〜。



ワッハッハ・・ワッハッハ〜・ワハハッハ〜

・・アニマル浜口並みの大笑い!!



 

  どんな生き物とでも・・
  仲良くせにゃ・・ならん。

鹿なんて・・・ワシャ・・蛇と友達じゃ。

お〜い・・ワシャ・・龍と友達で・・
困っとるんじゃ〜。


ここんとこ・・肩こりがひどくての〜。

待ってくださいな・・こちらがすんだら・・うかがいます。


ふ〜ん。
五百羅漢の世界も・・上下関係で厳しい〜の〜。

   

  温水(ぬくみず)さん・・・
  ホッス持って大掃除ですか?

止めないでくれ・・ワシャ一人で旅にでる・・・。

だれも・・止めませんよ〜・・・。


ワシの心には・・・仏が宿っているんじゃ〜!!

威張っちゃって〜?!
インドでは・・猿のハヌマーンが・・
心臓を開きましたよ〜。

 

  う〜ん・・・人生とは・・
  なんじゃろう?

 

  座禅して・・・考えてみよう!!


     

         お〜い・・・そんな面倒なこと、しなくても・・・・・・

         答えは「ここに」書いてあるぞ〜!!

                   *真理(ダルマ=法)は、記述できない。・・不立文字・言説不可得