形態エネルギー
幸せなる形態エネルギー・宝珠



現代に残されたこの美術品は、密教・観想・宝珠型・舎利容器として作られている。

舎利容器・・・仏舎利が入るわけではなく、各種の宝石が入れられるのだ。
この形態は氣エネルギー拡散装置と信じられていた。

国家仏教の奈良時代までは、舎利と宝珠の信仰は続いていた。
今ではチベット密教にしか残されていない。

密教の多くの儀礼や曼荼羅図形の秘密が、顕教(論理的仏教)や、
修行から信仰の宗教に変化していくうちに、人々は形態エネルギーを感じることが出来なくなり、
形骸化してしまった。

密教は生きているうちに如来(神仏)とつながる「即身成仏」をテーマにする
修行の体系(能力開発)を残している。

密教の冥想法(摩訶止観)は意識を呼吸に置く(禅の冥想法)「止」と、
眼で図形を見る「観法」の冥想法に分けられる。
その眼の対象が、曼荼羅の宇宙であったり、宝珠・蓮華・金剛杵のエネルギーの人体観なのである。

この秘密を解くためには、口伝や継続した研究が必要になってくるのだ。

宝珠の形態エネルギー

 

          

上の写真はチベットの転生者がかぶる王冠。

上部には半分に割れたバジュラ(金剛杵)が付いている。
この帽子をかぶると天のエネルギーが頭頂のチャクラから入ってくるのだ。

                

金剛鈴も同じ形をしている。

天のエネルギーが音により広がり、この世界を癒すと考えている。
波動の身体観なのだ。


                 

金剛杵は宝珠の形が二つに割れた形態をしている。
天と地からそのエネルギーはやって来る。

金剛の世界を横にしているままでは変化が起こらない。
縦にすることで、五毒は五智に変容する。

それが自らの身体に現象化するのだ。
それを覚りと人々は呼ぶ。

象徴体系(シンボリズム)の秘密


オバマ大統領の就任式ワシントンがテレビで写されると、
欠かさずエジプトから持ってきたオベリスクが背景に写しこまれる。
これがワシントンのシンボルだから。

誰がいつこのオベリスクを作ったのだろう。

東京を写すと、東京タワーが写り込むように、シンボルとしての建物を創る人々がいる。

シンボルとは、コトバの外にありながら力を持っている図形や、建造物をいう。

力を持っている絵画の一つが、曼荼羅だ。
手書きの曼荼羅からは「気功書道」のようにエネルギー(氣)が流出している。

曼荼羅の中には多くの秘密が隠されている。
形態エネルギーの秘密だ。

形はエネルギーであり、水晶のピラミッドの上に手をかざすと感じる「氣」は
さまざまな形から異質なエネルギーを感じることが出来る。

空海はこれを「五大に響きあり」と説いている。
五大とは「地水火風空」すべての物質を言う。


_____密教の教えの印(ムドラー)は何を示しているのだろうか?________



宇宙と自分は一体である(梵我一如)が、密教の思想の中心だ。
だから、つぼみの蓮・摩尼宝珠・八葉の蓮・金剛杵・燃え上がる甲冑・・が密教の宇宙観になる。

印も、形態エネルギーだ。その秘密がわかって印を結ぶことにより、神秘の世界に参入することが出来る。

手のひらを上に向け深〜く呼吸してみよう。
手のひらに感じるものがあるだろうか?

頭頂に意識を向け何回か呼吸すると、頭頂のチャクラが柔らかくなり、氣が溶け込んでくる。

全身を覆っている「氣」が感じることが出来ると、水の中にいるような感覚になるかもしれない。
関節を柔らかくして試みてみよう。

手のひらをゆっくり動かすと、手の指からでているオーラ(氣)が一本一本感じることは出来るだろうか?
呼吸とともに丹田を中心にして毛穴から、光(氣)が全身ににじみ出ているのを感じるだろうか?

歩いているとき、足の踵で呼吸し・・吐くときに全身を光らせる。
多くの呼吸法を試してみるといい。
その先に、印(ムドラー)の面白さが待っている。

どのような印がいいかは「仏像」に聞こう。
仏像が過去からのメッセージを持っているから。

仏像の額に「水晶」が取り付けられているのはなぜだろう?

秘密はいたるところに偏在している。

あとはあなたの意識を変えるだけでいいのだ。
違う世界が観えてくるだろう。