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宇宙の根源、存在の根源はビシュヌである。
ビシュヌはあらゆる感覚を越え、しかもあらゆる空間、あらゆる時間、存在物に偏在している。
ビシュヌとは浸透するという意味でもあるのだ。
ビシュヌはまた至高の存在「梵」(ブラフマ)でもあるのだ。
ブラフマは純粋精神(プルシャ)の形態をとって現れ、つぎに未展開者・展開者として現れる。
そして最後に「時輪=カーラ」の形態で現れる。
これら四つの形態が、生成、維持、消滅の基体となる。
これら四つのいずれでもあるビシュヌは子供が「遊戯」(リーラー)するように
宇宙の創造を司るのである。
未開拓者は「根本原因」(プラダーナ)とも「根本原質」(プラクリティ)とも呼ばれる。
それは細微なるものであり、有をも含み、無をも含み、三つの特性(グナ)からなり、
世界の子宮(ヨーニ)である。生じたものはすべてそこに戻っていく。
神の顕現である「時間」は無始無終で、この時間から生成、維持、消滅が展開する。
ただし根本原因の三特性が平衡し、「根本原質」が「純粋精神」から離れている間は、
「時間」であるビシュヌは静止している。
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「華厳の数論」の講座にて。
久しぶりに華厳を見つめると、現代物理学と密教の接点が浮き上がってきます。
言語は幻想を作る・・として言語否定に走った仏教が、
華厳の論理を通して「言語・実相」に戻ってきているのです。
華厳は、インド哲学・ヴェーダンタの世界観です。
波動方程式を生み出した物理学者シュレディンガーの思考原理なのです。
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