真言宗・加持祈祷の原理

 四大(しだい)のそむけるには、薬を服して除き、
 鬼業
(きごう)のたたりには、呪悔(じゅかい)をもってよく消す。
 薬力は業鬼
(ごうき)をしりぞくこと、あたわず。
 呪功
(じゅく)は通じて一切の病を治(じ)す。

弘法大師空海 十住心論

 肉体の病は薬で治る。
 
業の病は真言読呪で治る。
 薬では業病は癒せない
 
読呪と気功は一切の病を癒す。

弘法大師空海はさまざまな超能力を示しました。
真言密教を修行すると神通力、すなわち、超能力が身につきます。
その超能力は病気治癒、透視、予知、気象のコントロールなどです。

この原理は宇宙意識(大日如来)と自分が一体になることで願望が実現するという奇跡が起こるのです。
ただし真言宗では、この超能力は、宇宙と自分が一体であるという悟りを得る途中で起こるもので、
超能力を発揮することだけを目的として修行してはならないと言われています。


願望の実現には加持祈祷の護摩をする(外護摩)ことです。
しかし本来の護摩の目的は内的世界での護摩なのです。

心に火(光)のイメージを作り、それが煩悩を焼き尽くす智慧の火として、
依頼者の病気などを光で焼き尽くすのです。(内護摩)            

真言密教では祈願は不動明王、火天を通して宇宙意識(大日如来)に届けられます。
私の内的世界では、所定の印を組み深い三昧に入ると、光が頭頂から入り、全身を覆います。
そのうちに暗黒の虚空の中に漂う情況になります。そして自分の眉間と胸から光が飛び出します。

その時お預かりした写真や名前を思い出すことにより、依頼者に宇宙意識の光が降り注ぐのです。
内的世界には距離はありませんから、遠隔治療も可能になるのです。

病気の原因は心と身体のアンバランスから来ていますが、食事が原因の場合も数多くあります。
口はエネルギー(食べ物・空気・言葉)の出入り口です。
身体は肉体と微細身で出来ていますが、祈祷は内的世界の微細身に働きかけて病気治療や願望達成を行うのです。

あくまでも加持祈祷は病気治療や願望達成が目的なのではなく、
得られた良好な結果を通じて仏教の道に入っていただけることが目的なのです。

すぐに祈祷が効かない例もあります。
この場合は業が深い人々で、日々の真言念誦の読呪や月輪観・阿字観の実践により、
仏道の修行をすることが大切になります。

また精神病は先祖の霊が子孫に憑依する現象です。
患者は背後に気配を感じたり、声が聞こえてきたりします。巫女病とも呼ばれます。
浮かばれない霊を除霊し、供養する必要があります。

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