カバラ生命の樹(ユダヤ教)と聖なる科学(ヒンドゥー教)
 
 あらゆる断定を疑うことから解放は始まる!!  

「・・・すべきである」という断定のことばがあなたの心に浮かんだら、
「なぜそのように断定できるのか?」「根拠は?」「理由は?」という質問を自分に問いかけてみよう。


断定するという姿勢が、メンタル体の中枢をブロックしているおもな原因になっている。
そのために最終的な目的である、コーザル体の智慧の中枢に、エネルギーが流入できず、覚醒が妨げられているのだ。


智慧の中枢に揺さぶりをかけるには、以下の三つのアプローチがある。


  ①論理的に考える ---------- 考えを文字に落とし込んで考察する。

  ②反対(と表裏)を考える。----- 思いついたコトバの反対語を考える。

  ③全体と部分を考える。------- 生命の樹のシステムで考察する。




カバラとは、ユダヤ教の神秘主義で、世界の創造原理で、人間が神の元に帰還するための宇宙の法則を表現した体系図を生命の樹と呼ぶ。

これが密教の曼荼羅と同じ秘密を持っているのだ。
真言密教では、これを金剛薩タから大日如来への帰還と考えている。

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人生とは、個々の要素が全体との関係性において、相互に影響を与え合う体系なのだ。(一即一切重重無尽:華厳)

メンタル体(阿頼耶識)を改造していくことにより、コーザル体(菴摩羅識)に参入することを、光輝の体験(ゾハール)と呼んでいる。
この体験をカバラでは、火花が散ると表現している。

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自我は単なる思い付きや潜在意識の個人的願望を、直感という言葉を利用して、真理であるかのように正当化したがる。
そのような自我の罠に陥らないために、論理的に考えるようにしなければならない。
真の直感は、厳格な論理的思考の上に築かれる。

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真の直感を磨くには、真理を見出そうとするよりも、まずは虚偽を消すことだ。
そうすれば真理だけが残る。

我々は虚偽と幻想の中に生きている。
現在に生きていない者は、過去や未来という幻想の中に生きている。

真理や幸福は、今この瞬間の中にある。

明日は幸福になれるだろうと期待する限り、幸福にはなれない。
現在が不幸であろうとなかろうと関係はない。

不幸とは、他との比較によって、自分が勝手に決め付けている幻想だ。

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何が必要かではなく、何が必要でないかを求めていくべきだ。

「人は何かを欲していると思っているが、そのほとんどは本当に欲しいわけではない。
自我によって欲しいと思い込まされているだけだ。

自我と言う詐欺師にだまされてはいけない。

自我ではなく本当の自分が求めているものは何なのか?
それを見極めなさい。

結局のところ、本当の自分が求めているものは、「本当の自分」なのだ。

本当の自分を知ること。すなわち覚醒することを、人間は求めているのだ。
本当の自分自身こそが、本当の幸福を与えてくれるのだ。」


                                     真実への旅:ファウスト博士の教え(斉藤啓一著)より抜粋
                
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同じことが、聖なる科学(スワミ・スリ・ユクテスワ)に書いてある。


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求道者は、自分の内なる「光り輝くからだ」を見ると、さらにこの宇宙の命である、聖霊の光に深い信仰をささげながら、
聖音(オウム)の河に浸って洗礼を受ける。

これはいわば人間の第二の誕生になるのだ。

この過程を通らずには、真の内なる世界、神の国を体験することはできない。    聖なる科学  1:17


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「よくよくあなたに言っておく。誰でももう一度生まれ変わらなければ、神の国を見ることはできない。」   ヨハネ3:3


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「最終の解脱は、自己を至高の存在に合一させて、普遍の自己を実現した時に達成される。」  聖なる科学 1:18


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解脱は人生の最高の目標である。

たとえ単なる推測的理解にせよ、人がこの現象世界の実相・・自己なる存在と周囲の世界の真の関係・・・を理解し、
自分がマーヤの闇の力のために、真実を見る目をくらまされ、「真の自己」をも失い、それがあらゆる苦悩の原因になっていることを理解すると、
こうした悪(真理に反する状態)から開放されたいと願うようになる。

そして、それを果たすために、マーヤの束縛から抜け出すこと(解脱)が、生涯のもっとも重要な目標となるのである。


解脱とは真の自己意識に復帰することにある。

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人はマーヤの四つの観念が作り出した闇の世界(現象の世界)から抜け出して、マーヤの影響を完全に超越した時、
一切の束縛から解放され、「真の自己」である「永遠の霊」の住処に復帰する。   聖なる科学 2:3


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私は、父から出てこの世に来たが、またこの世を去って父のみもとに行くのである。」  ヨハネ 16:28


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「人は三つの身体を純化させることによって、超人の境地に達することができる。

濃厚な身体(肉体)は自然によって純化され、精妙な身体(幽体:アストラル体)は忍耐によって純化され、
心(エーテル体)はマントラによって純化される。  聖なる科学 4・1:3