空中にクルクルと上昇する大腿骨。
青い空を下降するその骨を毛むくじゃらの手が掴む。
原始人の顔がアップとなり・・「映画・2001年宇宙の旅」の物語は始まる。
30万年前から、人類の歴史は武器の歴史だったかもしれない。
骨が青銅器になり、鉄器になり武器は進化した。
武器や馬を取り扱うために体力が必要となり、
腕力のすぐれたものが支配体制の上部に位置することが出来た。
その人々を西洋では騎士と呼び・・・恐れた。
キリスト教がヨーロッパ一帯に広まり、エルサレムの巡礼が行われてくると、
イスラム教の人々から、彼らを守る騎士が必要になってきた。
修道士にして騎士の、テンプル騎士団はこのようにして成立した。
白い地に赤い十字のマークは彼らのシンボルだ。
群雄割拠していた土地の公爵たちは、自国の領土を城壁で固め、城砦を作った。
この城砦を攻めるために考え出された最終兵器がカタパルトだ。
しかし肉体をエネルギー源とするカタパルトでは、容易に城砦を破壊することは出来なかった。
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