メジュゴリエに招かれて・1
トリノからメジュゴリエへ

2005年10月、イタリアのトリノ近郊のダマヌールでは
アトランティス文明とコンタクトしていると聞き、訪ねました。
そこでの体験の間に、キリストの聖骸布の飾ってある教会見学のミニツアーがありました。
ツアー解散後トリノの町を散策しました。

見学に行った「山の上教会」のマリア像は、トリノ・オリンピックのため改修中でした。
お顔を眺められなかった私は、「マリア様のお顔を眺めたいですね。」
の一言を残して山を降りました。

山を降りるとすぐそばの小さな店で、マリア像と若いマリア様の写真を発見した私は、
その店の戸を叩きました。

中に入り、写真を分けていただけないかと交渉するうちに、店の主人、マリオ・ガロが
次から次へとマリア様の写真、マリア像、ロザリオなど、私に渡してきました。
マリア様の好きな人にはお金は要らないと、受け取ってくれませんでした。

翌日、ツアー参加メンバーのMさん(カトリックの信者さん)とお店に行くと、
その調剤薬局は200年続く老舗だと気付きました。
マリオ・ガロは錬金術師の家系を汲む人だったのです。

その彼の店に、光の写真が飾ってありました。
その光はマリア降臨中の写真であり、
その場所がメジュゴリエという場所であることを知ったのです。

メジュゴリエ


バルカン半島の西部に位置する、ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国は
人口400万人の農業国で、首都はサラエボです。
北にはクロアチア、その先にハンガリー。東にはセルビア・モンテネグロ、
その先にルーマニアがあります。

西の海岸線はクロアチアが占め、海に面している場所は10キロもありません。
イスラム系の住民44%、セルビア正教徒30%、
クロアチア人(カトリック)17%の各民族が住み分けています。
 
ユーゴスラビアの分離独立戦争に伴い、多くのイスラム兵がボスニア入りをしたため、
現在もイスラム過激派の関連が疑惑視され、出入国管理が厳しくなっています。

1981年6月24日このような紛争地、ボスニア・ヘルツェゴビナの
小さな村・メジュゴリエにマリアが降りてきたのです。

聖母のご出現


1981年6月24日夕方、イヴァンカ(15才)とミリアナ(16才)の二人の少女は
散歩をしたあと、ビヤコヴィッチ村に帰る予定でした。

イヴァンカが何気なく、ポードブルドの丘のほうを見上げると、何か光り輝くものが見えました。
それは人の姿のようでした。
彼女は驚き声を上げました。

「ミリアナ見て、聖母マリアよ!」

先を歩いていたミリアナは振り向きもせず、手を振りながら答えました

「早くおいでよ、聖母が私たちに現れるはずはないでしょ。」

イヴァンカは納得し、何事もなかったかのように、家に向かって歩き出しました。
二人がミルカ(13才)の家の前まで来たときに、彼女が羊を連れ戻すために出かけるのに出会いました。
ミルカは彼女たちに手伝ってくれるよう頼み、二人は快く引き受けました。

先ほどのところまで来たときに、再びイヴァンカの前に、女性の姿が映りました。
イヴァンカはすぐ二人に声をかけました。
するとミリアナとミルカにもその姿が見えたのです。
少女たちは恐れを感じてひざまずき、祈り始めました。
 
そこへ友達のヴィッカ(15才)が通りがかり、三人は彼女を呼びました。
ヴィッカが近くに来ると、ミリアナが彼女に言いました。

「見て・・・聖母が!!」
「どういうこと・・・聖母って?」

ヴィッカは話を聞いただけで怖くなり、示された方向を見もせずに、その場から逃げ去りました。
気が動転していたので、履いていたスリッパを脱ぎ捨て、裸足で走り去りました。
しかし、家に戻る途中イヴァン・イヴァコヴィッチ(20才)とイヴァン・ドラジチェヴィッチ(16才)の若者に出会い、
少し冷静になると、先ほどの参院の話を確かめてみたくなりました。

「聖母が現れたんだって・・・!一緒に行ってみない。私怖いのよ。」
二人のイヴァンは同意して、一緒に出かけました。
先ほど逃げ出したところまで来ると、ヴィッカは若いイヴァンのほうを振り向いて
「何か見える?」と尋ねました。

今度は、イヴァンが持っていたりんごを放り投げて、逃げ去りました。

聖母の姿


ヴィッカは怖かったけれども覚悟を決めて、皆が見ているほうに視線を向けました。
そこに何か真っ白なものがありました。

次第にガウンや黒い髪の様子がはっきり見えてきます。
それは光り輝く女性の姿でした。

女性はもっと近くに来るよう、彼らに手招きしました。
しかし、彼らは怖くて動くことが出来ません。

午後6時を過ぎて少し暗くなり、小雨が降り出しました。
彼らは家に駆け戻りました。

6月25日

翌日、イヴァンカ、ミリアナ、ヴィッカ、年下のイヴァンの四人は
野良仕事を早めに切り上げ、ポードブルドの丘に行ってみることにしました。
この日も聖母が現れるかもしれないと思ったからです。

前日一緒だったミルカは、母の用事で行けず、
年上のイヴァンは幻を見にわざわざ行くのは、子供じみてると思い、行きませんでした。

「見て、聖母よ!!」

三人はいっせいに振り向きました。
彼らは女性の顔、髪、そしてガウンまではっきりと見て取れました。

そのときヴィッカは丘に来る前、ミルカの姉マリア(16才)と会い、
もし聖母が現れたら声をかけてくれるよう言われたことを思い出しました。
彼女はマリアを呼びに行き、一緒にいたマリアの従兄弟のヤコブ(10才)も連れて丘に戻りました。

するとあとから来た二人にも、白い女性の姿が見えたのです。

聖母の姿とメッセージ


六人の子供たちがその姿をじっと見つめていると、
女性は丘の上に上ってくるよう手招きをしました。
前の日は怖くて身動きも出来なかった子供たちですが、
この日は女性を目指して、まっすぐに走っていきました。

それは何かに引っ張られているような、すごい早さでした。
そして女性から二メートルほどのところへ来ると、ひざまずいて祈り始めました。

女性は彼らに
「イエスが賛美されますように。」
と声をかけ、子供たちは
「イエス様とマリア様が賛美されますように。」
と応えました。

   ----------中略------------

しばらく会話が続いたあと、女性は子供たちに
「神の平和のうちに、いきなさい・・・」
と声をかけて、空中に消えていきました。

6月26日


三日目の6月26日(金)になると、千人以上もの人々がポードブルドの丘に集まりました。
群衆は六人の幻視者たちを取り巻いていました。
前日と同じ夕方六時過ぎ、聖母は光と共に現れました。

ヴィッカは女性が天国から来ているかどうか確かめるため
「もしマリア様であれば、私たちと一緒にいてください。もし違うのであれば去りなさい。」
と言って聖水を振りかけました。

女性は微笑んで立っていました。
子供たちは女性の変わらない姿を見て安心し、語りかけました。

「あなたはどなたですか?」

「聖母マリアです。」

「なぜこの村に出現したのですか?」

「信仰深い人々が多いからです。
 私はすべてが平和のうちにあり、
 調和がもたらされるよう望んでいます。」

ご出現が終わり、群衆は帰途に着き始めました。
マリアも丘を降りていきました。
そのとき彼女の前に聖母が再び現れました。

彼女がひざまずくと、聖母はやさしく語り始めました。

「平和、平和、ただ平和だけです。
 あなた自身を調和させなさい。
 平和が神と人間、そして人間同士の間になければなりません。
 神の平和のうちに、いきなさい・・・・」

---------「メジュゴリエ」(菊谷泰明著)より抜粋
ご出現を受けた現在の青年たち

イヴァンカ 毎年6月25日だけご出現がある。

ヴィッカ  現在も毎日ご出現がある。

ミルヤナ  毎年3月18日の誕生日だけご出現がある。

イヴァン  現在も毎日ご出現がある。

マリア   現在でも毎日ご出現があり、
      毎月25日には世界中の人々に向けてのメッセージを受ける。

ヤコブ   毎年12月25日のクリスマスの日だけ、ご出現がある。

秘密のメッセージ


聖母は彼らに順々に、10の秘密メッセージをお示しになられました。
すべてを聞いたものは、もはや聖母の毎日のご出現はなくなっています。

ミルヤナとイヴァンカは聖母から一片の物体を受け取っていて、それには10の秘密が書かれ、
秘密が現実となると、10日前にそれぞれが選んだ司祭にこれを渡して、読んでもらい、
3日前に公表されることになっています。

10のうち人類に共通することは4つで、あとは青年たちやメジュゴリエの人々に関することだといわれています。
これらが起こらないよう、青年たちは毎日6時間以上の祈りと、週に3度はパンと水だけの断食を行っているそうです。
村の人々も毎日3時間は祈りに時間をかけています。

ヴィッカの言葉

聖母マリアは、ご出現のあった場所に、永久に残るはっきりした、破壊できない
「しるし」を残すと約束しました。
その「しるし」は永遠に残ります。

聖母マリアはここに、私たちと一緒にいたという証拠を残したがっています。
神から離れている人のために特別に。
 
私が聖母マリアから受け取った九つの秘密のうち、私がお話しできるのはここまでです。

第三の秘密は、この「しるし」について言っています。
これ以上のことは何も言うことが出来ません。

第七の秘密(罰)は私たちの祈りによって軽減されました。
すべてではありません。半分だけです。

なぜ聖母マリアは頻繁に祈ることを強く勧めるのでしょうか。
私たちの祈りをより強固なものにしたいのでしょうか。

それは、私たちの祈りによって、秘密(罰)を軽減することが出来るからなのです。

ロザリオの祈り


ロザリオで数えながら、以下の祈りを捧げます。
主の祈り1回、聖母マリアへの祈り10回、栄唱1回からなり、5連で一環となります。


《十字架のしるし》

In the name of the Father, and of the Son , and of the Holy Spirit. Amen.

父と子と聖霊のみ名において、アーメン。


《主の祈り・Our Father》

Our Father, who art in heaven, hallowed be thy name, Thy kingdom come,
Thy will be done on earth as it is in heaven.
Give us this day our daily bread, and forgive us our trespasses,
as we forgive those who trespass against us.
And lead us not into temptation ,but deliver us from evil. Amen.

天におられる私たちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。
み心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの罪をお許しください。
私たちも人を許します。私たちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。


《聖母マリアへの祈り・Hail Mary》

Hail, Mary, full of grace, the Lord is with thee:
blessed art thou among women, and blessed is the fruit of thy worm,
Jesus, Holy Mary, Mother of God, pray for us sinners, now, and at the hour of death. Amen.

恵みあふれる聖マリア、主はあなたと共におられます。
主はあなたを選び、祝福し、あなたの子イエスも祝福されました。
神の母、聖マリア。罪深い私たちのために、いまも、死を迎えるときも、祈ってください。
アーメン。



《栄唱》

栄光は父と子と聖霊に。初めのように今もいつも世世に。アーメン。