イギリス・ミステリーツアー 
〜天と地の交差点を訪ねて〜

エイヴベリー(Avebury)

ここはもうひとつのストーンサークルで、直径はストーンヘンジの30mに比し約350mと遥かに大きく、
サークル内に道路や小さな建物があるユニークな世界遺産である。

ひとつひとつのストーンはそれほど大きくなく、
自然のものと加工した列石が入り交ざって大きな環状を描いている。

ストーンヘンジと違って直接巨石に触れ波動をもらうことが出来る。

時代とともに石は持ち去られたり破壊されたりして完成当時の姿は残っていないらしいが、
当時は「月の神殿」と「太陽の神殿」という陰陽の2つのサークルがあり、
それが繋がって大蛇を形成しており、さらにそれを囲むように外輪サークルが作られたようである。

今はそのほんの一部しか残存していないが壮大な宇宙エネルギー受信装置だったのかもしれない。

この周辺にはミステリーサークルが頻発していることでも知られている。

アフィントンのホワイトホース(Uffington Whitehorse)

ナスカの地上絵のイギリス版である。
紀元前1000年頃に描かれたともいわれている綺麗なグリーンヒルの斜面に描かれた長さ約110mの謎の白い馬の絵。
実は飛行機からしか全身を確認できない。

石灰を含んだ土壌のため掘ると白いチョークのようなラインが描けるようであるが、
近くで見るとスレンダーなボディラインは分かるものの何の絵かは判別できない。

イギリスにはこうした地上絵が多数存在するが、このホワイトホースはleyline上にあるうえ、作成年代も最も古いとされ、
さらにすぐ横には円錐で平たい上面に白いチョークがあるDragon hillという人工の丘もあり、格別なものに感じる。

伝説では昔ドラゴン退治で有名なゲオルギウス(St.George)という聖人がいて、
退治した悪龍が流した血の場所が何千年も草が生えず白いチョークとなって残ってきたとのこと。

この丘は初期鉄器時代の儀式の祭場だったそうだ。

最近読んだ本によるとナスカの地上絵は、先史時代に宇宙人が作成に携わったものの
使用者はシャーマンであり、その地上絵を通して宇宙エネルギーを取り入れていたとのこと。
その宇宙エネルギーは地球の波動調整にシャーマンが使用していたらしい。

その絵自体が"ひもろぎ"となり、今も絵のコピーをペンダントのように持ち歩いているとのこと。
ホワイトホースも"ひもろぎ"だったのだろうか?

ブレコン・ビーコンズ国立公園
(Brecon Beacons National Park)


実はこの旅にはもう一つの目的があった。
ある知人から与えられたミッションであるが、それが何とも雲を掴むような難題である。

ウェールズ地方のどこかに新しい龍脈と龍穴が出現したとの情報があり、それを調査して場所を突き止めて欲しいとのこと。

龍が好きな場所は山と水がキーワード、場所は地図上にペンジュラムでダウジングして「この辺のような気がする」、
とこれだけのヒントであった。
その「この辺」がこの国立公園近くであった。

             

情報があまりにも少なく、もちろんネットでもヒットせず、現地でヒアリング調査しかないのか?

このミッションのためイングランド旅行中は泊まったB&Bの主人や出会った現地人、
ニューエイジショップ等に入っては常に情報収集に当たっていた。

とはいえ、奇妙な質問内容であり、何ともけったいな東洋人と思われていたに違いない。
そして情報もほとんど得られずいよいよ現地入りすることにした。

まずは中心町のツーリストインフォで聞いてみた。
いきなり怪しい情報がもたらされた。
龍脈や龍穴自体は認識していないものの怪しい場所の情報があるという。
候補地であろう。

そのひとつのある湖に早速翌朝行ってみた。
やはり怪しい。

山がすぐ近くにあり湖畔には牛が放牧されている長閑な湖であるが何故か暖かい。
7月のイギリスは夏とはいえ朝晩は結構冷える。
でもこの場は地のエネルギーが感じられた。

誰もいない湖畔の木の根元に腰掛け一人静かに瞑想し読経をした。
しばらくして静寂だった湖畔の空気が突如突風でざわついた。
耳元を大きな突風が吹き通り過ぎていった。

まるで目に見えない霊的な巨大龍が横切ったような感覚である。

ひょっとしてこの湖がドラゴンの住処なのかもしれない。
捜し求めてはるばるやって来た東洋人にその存在を少し教えてくれた粋な計らいなのかもしれない。

一回の旅で龍穴や龍脈を探し当てるなんぞそうは問屋は卸さないであろう。
時間の制約もありウェールズを後にしたが、あの湖での体験で少しは龍神様にお近づきになれたような気がする。

ミッション to be continued...かな?

聖なる愛の島 スコットランド アイオーナ島(Isle of Iona)


                       

スコットランド中西部のマル島の横にある人口200人足らずの可愛らしい小さな島である。

何故この島に行くことになったのか?
この旅の直前にオックスフォード大出身の友人C氏から頂いたお勧め情報からである。

この島はスコットランドのキリスト教(ケルト教)布教の中心の聖地であり、またパワースポットでもある。
自分は恥ずかしながらその知識を持ち合わせていなかった。

聖コルンバ、スコットランドの歴史を語るには欠かせない人物である。
そもそもアイルランドの王家に生まれたものの相続権を放棄して修道士になり、
その後不当な王に叛旗を翻し国外追放となり、12人の弟子たちと流れ着いた小さな島がこのアイオーナであった。

そこで聖コルンバがここに修道院を建造し布教活動の拠点としていったとのこと。
その後巡礼の聖地として知名度もあがりスコットランド、アイルランド、ノルウェーの王も埋葬されているという。

ここまでは、ロンドンからスコットランドのグラスゴーまで特急で約6時間、そこからさらに北上しオーバンという港町まで3時間、
そこからフェリーでマル島まで40分、さらにマル島を1時間10分かけて横断し、島の反対側から別のフェリーに乗り換える。
15分ほどでとてもラブリーなアイオーナに到着する。
こんな僻地にも関わらず観光客や巡礼者は後を絶たない。

               

小さな島の平地部分は数えるほどしか建物はなく、茶色で堂々と構えた聖コルンバのアイオーナアビー(修道院)が
ひときわ存在感大きく輝いている。

周辺は放牧地帯で島民より羊の数の方が圧倒的に目立つ。

海の水の色は沖縄や南国のビーチそのものである。
夏の貴重な太陽に青く透明な水面が煌めき、どこまでも澄み切った空気は穢れ(氣枯れ)を知らない、
島全体が愛に包まれた異界なのである。

ひょっとしてアセンションしたのかと勘違いしてしまうような高い波動の島である。

               


ここに来られたのは間違いなく導きがあったとしか思えないいくつかの幸運があった。

まず、宿であるが、短い夏季は観光や活動のトップシーズンである。
アイオーナ島はもちろん、隣のマル島すら宿の確保は危うい。
しかも対極のフェリー乗り場を結ぶバスは一日3便しかないため、自由に観光で動けない。

そんななか、運を信じアイオーナ島に直接上陸し、10分後にはフェリー乗り場前のキュートなB&Bの一室に入っていた。
追い討ちをかけたのが天気である。

スコットランドに入ってから雨模様だった空がアイオーナに着いたとたん晴れてきたのである。
島を散策し始めるとさらに雲が引いて行きすっかり青々とした大快晴になった。


アンマッチなチベットフェアの店
なかば宿と天気は覚悟の上だったのだが、この二つの奇蹟を目の当たりにひたすら感謝の念で一杯になった。

はるばる極東の島から極西の島に足を運んできたことへの労わりの験なのかもしれない。

                           
ロズリン礼拝堂(RosslynChapel)


                   

エジンバラから小一時間ほど郊外にある小さな教会だが、ダ・ヴィンチ・コードで一躍話題になった
謎に包まれた教会である。

フランスから逃れてきたテンプル騎士団が1446年に創建し完成まで40年ちかくかかったという奇怪な建造物である。
内部は聖なる幾何学模様やフリーメーソン儀式に関わる肖像等々、暗号レリ−フに溢れている。

小さいながらソロモン神殿の完全コピーを試みたという話もあり、地下には大きな地下室があり
24人の騎士がトレジャーらしきものを守るように鎧を着たまま眠っているとのこと。

ソロモン神殿で神殿騎士団として発掘していた際に聖杯なのか聖柩なのか、何らかの大いなる秘密の宝を発見し、
迫害から逃れる際にテンプル騎士団がスコットランドに持ち込んだという説がある。
そして最終的に埋めた場所がこの教会とのことである。

そしてすぐ近くにあるキルフニーという小さい村で世界最初のメーソンズロッジが出来たらしい。
真のグノーシスを持ち込み温存していたのが本来のフリーメーソンの使命だったのであろう。

今回閉鎖されて見られなかったが、彫刻の一部や窓のアーチには
アメリカインディアンのとうもろこしやアロエのモチーフがあり、
コロンブスによるアメリカ大陸発見の百年前に、すでにテンプル騎士団によって発見上陸されていたことを証明している。


インディアンコーンのレリーフ


グリーンマン

残念ながら教会内部は写真が禁じられているため記録は出来なかったが、この異様な建造物はただならぬ波動を持っていることが分かる。
ひょっとしてやはり禁断の地下室には・・・

                           

ロンドン大英博物館やコッツウォルズなど一般的な観光も楽しんだが、テーマはパワースポット及び聖地巡礼、
何か常に目に見えない力が働き導かれていたように感じる。

数々の先史文明の遺跡に加え、アーサー王や聖杯伝説、そして今もドラゴンが守護しているこの国は、
好奇心旺盛なミステリーハンターにとって興味の尽きることはないだろう。

世界は本当に広い。
是非何かテーマを作って直接目で口で鼻で肌で体感する旅をしてほしい。

新しいものの見方、価値観が生まれることであろう。

そして私の地球巡礼の旅も続く・・・


合掌

2010年7月

一天