般若心経秘鍵とタロット
般若心経秘鍵
般若心経の秘密を解く鍵


それ仏法、遥かにあらず。

心中にしてすなわち近し。

真如(しんにょ)他にあらず、身を捨てて何処(いづこ)にか求めん。

迷悟(めいご)われにあれば、発心(ほっしん)すればすなわち到る。

明暗(みょうあん)他にあらざれば、信修(しんじゅう)すればたちまちに証ず。



《般若心経秘鍵・訳》 ~~密教冥想から読む般若心経(越智淳仁先生)



ブッダが悟った貴重な法(ダルマ)は、遥か彼方にあるのではなく、

自らの心の中という、最も近いところにある。

もののありのままの姿(真如)は、この心を離れて存在しない。

なのに、この身を捨ててどこに求めようというのか?

迷いも悟りも、わが心の中にあるとすれば、その悟りの心(発心)に立ち返ろうとすれば、

たちまちに返ることができる。

智慧の光り輝く悟りの世界(明)も、無知の闇に閉ざされた迷いの世界(暗)も、

心を離れて存在するものではない。

だからこの理(ことわり)を信じて修行すれば、この身このままで、

たちまちに覚りを得ることができる。


密教タロット・愚者

     
「名前のない愚者」の眼は、遥か彼方に貴重なものがあると思い、上のほうを見ている。
右手の持っている赤い棒を杖として、これからすぐにでも歩き出しそうだ。

肩に架けている棒の先には、重そうな袋が口元を縛られて吊るされている。
どうやらこの棒は、錬金術に使うスプーンの形状だ。

よく見ると、袋の中の物から、金色の光が漏れている。

心という象形文字


心という文字は、丸く閉じた心臓と三つの点(あふれる血液)で描かれる象形文字だ。

この心をひもで閉じると、必という文字になる。
巾着のような形だ。
そこに禾編(穀物=貴重なもの)があると秘密の秘になる。

どうやら、肩に架けているのは、彼の心というシンボルだ。

彼はそれを見ようともしないで、外の世界に貴重なものを捜しに行こうとしている。

だから彼は空海から愚者と呼ばれてしまうのだ。

鈴の意味:輪廻転生


身に何個もつけている鈴は、シャーマンのしるし。

チベットで転生したダライ・ラマを捜すシャーマンは、身にたくさんの鈴を付けた布を交差させて舞う。
そこで見たビジョンを密教僧に伝える。

鈴木という名前も熊野の神官の名前だ。
神社の賽銭箱の上にはその鈴が付けられている。
神に会うために鳴らす道具だ。

ここには輪廻転生の真実が隠されている。

空色の犬の意味:同行二人


前上方(遠い未来)を見ずに、まず後方(洗脳された過去)を見てみよう。

空色(霊的)に進化した獣性の犬(無意識=如来の蔵)の中に、あなたの叡智は埋まっているはずだ。

密教ではこれを「同行二人:お大師様と二人づれ」というんだ。
いつでも霊的存在があなたを見守ってくれているんだね。

そこに気づくと、自分の無意識が投影した世界を作っていると知ることが出来る。

あなたの心をジャッジせずに分析してみようよ!!
あなたは「誰かの言ったコトバ」で、洗脳されていないかな?

そこに気付くと、覚りは目の前だよ。

密教はこのプロセスを、如実・知・自心(にょじつ・ち・じしん)という。

他者はいないよ。
あなたがそう思っている他者がいるだけだから。

すべてはあなたの心が作り上げている幻影なのだから。

あなたの心のレベルを上げれば、世界は光り輝いて見えるはずだね!!