チベット波動ヒーラー養成講座を受けて

10数年、「手技」というものに魅了され、

「どうすればより人の身体は変化するのか?」
「どうすればより治癒能力を促進できるのか?」
「どうすれば奥底にある内なる力を引き出せるのか?」

などなど、そういったことを「技術」という面で、ひたすら追っかけていました。

また、ボク自身身体が幼少より比較的弱いこともあって、いわゆる「養生」という面でも、
いろいろなことにトライし、それなりに実修してきた10数年でもありました。

カウンセリングや催眠の勉強をとおして、「心」の構造なども、
ある程度は通じることもできました。

それはそれで、多くの方々の役には立ってきていますし、
益するところも多々ありました。

しかし、どこかで本当の確信をもてず、やればやるほど
どこかで不安が強くなっていく自分がいたのも事実です。

胸の奥はどんどん詰まり、身体の右側の停滞感などは、
ちょっと瞑想したくらいでどうなるものでもなく、むしろ強くなるようでした。

武術やヨーガの訓練を毎日継続しているにも関わらず、
偏っている身体をいつも感じていました。

いまはわかるのですが、当時(つい最近まで)「何故なんだ」「何が悪いんだ」と
日々自問自答を繰り返す日々でした。

そういう意識を抱えながら日々来訪者を迎える……。
そうした矛盾にも、なかば疲れていました。

そんななか、あるころから「マントラを使ったヒーリング」に興味をもち、
「マントラ ヒーリング」で検索していると……

「ドニパトロ」  の文字が。

「音の波動によるヒーリング……?」
「チャクラやアストラルレベルに本当に届くのか…?」
「しかも真言宗の阿闍梨がやっている…?」

新鮮ないくつもの「?」が、否応なく私をヒーリング体験へと導いていきました。

ろくろく文章も読まずに(笑)です。
これも「縁起」の成すワザなのでしょうか?

そして、あっという間に過ぎた一時間の実体験。

小林先生の、自然だけどどこかクセのある雰囲気。
まんだらやという空間。

当時自覚はなかったのですが、おそらくどこかで出口を探し求めていたボクは、
そのまま「チベット波動ヒーリング」の受講を決めました。

そして講習。

とても濃厚な6回の授業。
それまでの凝り固まった「自分」を、この6回で自覚し、相当に破壊することができました。

まず…

先生には申し訳なかったのですが、マンツーマンにもかかわらず
全回通じて先生とあまり軽快なコミュニケーションがとれませんでしたよね?

あれは、ここ数年のボクの悩みだったのですが、どうも「指導者」的立場の方に接すると、
うまく言葉が出てこなくなっていたんです。

先生はボクの興味を懸命に引き出そうとしてくれていたのに…本当に申し訳ありませんでした。

最終回のあと、猛省しました。

結局、

人様から「先生」と呼ばれていて、それに値する自分でいなければいけないという思い込み。
いろいろな「先生」と呼ばれている方々と実際に接しての体験。
知ってはいることを具体的に言葉にするとなると不得意な、自分へのコンプレックス。
見下されること、支配されることへの恐怖。
それらを悟られまいとしている、小さな自分自身。

この奥には幼少の頃の記憶、家庭環境、あるいは連綿と続く輪廻で蓄積した思考パターンが
あるのでしょう。

それらに気づき、最終回の後しばらく落ち込んでいました(笑)。
しかし、ここにきて、ようやくそういう自分を受容することができました。

一枚の紙から広がる「縁起」の世界。

「すべてはつながっている」ということの実際と、
その認識の本質を気づかされました。

「いいことばかりじゃあないんだよ」……とても印象的な言葉です。

智慧・慈悲・力…

中国の道教の技法などでいう上中下の丹田は、ひとことで集約すればこうなるし、
密教が全てを包括した教えだということを知り、なんだかうれしくなりました。

それをお聞きした際には

「密教はここまで洗練されているのか」

と、恐れながらいたく感心してしまいました。

いま置かれている「現実」を、この東京、この日本がいかに侵されているかの事実を、
書物ではない「体験」として、芝公園ツアーでは教えていただきました。

いや、正直ここまでとは…と思いましたが幕末から着々と続いていることを思えば、
不思議ではありませんね。

あれ以降、改めてその方面の文献を読み込んでいます。

黒川三滝および秩父での実地巡礼体験も、それまで神仏にいい加減な接し方しか
してこなかった自分を反省するいい機会となりました。

正直風邪をひいていて相当しんどかったですが(笑)、あの日よりどこか神仏が身近に
感じられるようになりました。

その頃から、自身の周辺が大きく変化していってもいますが、それもまた如来からの
メッセージであるのでしょう。

認識が変われば世界は変わる。
その速度も程度も、自身の認識と相関しているようだなと感じています。

そして、おそらく本来予定にないであろうタロットまで講習していただきました。

4回分を1回で、というのをあとで聞いてビックリしましたが、それだけ
濃密な講義をしていただいたということですね。

深層のメッセージが、カードから観える。
それも、何のためらいもなく。

すべて必然であり、一切はメッセージである。
タロットは、それを如実に教えてくれます。

大きな方便を、授けていただいたことに感謝いたします。

そして最終日。
儀式の際にボクを包むようなエネルギーがありました。

それも、いままで経験したことのない類いのもので、習性から(笑)身構えてしまいましたが、
いつかあの儀式の意味をお教えください。

すべて重々無尽。
折り重なるようにつながる一切の現象世界もまた、「私」が創っているものに過ぎない。

だとしたら、「私」が変われば世界もまた変わる。

…頭ではわかっていながらも、本当には覚れていない。
それを実感した6回でもありました。

「この世」のさまざまな価値観にとらわれ、抗いながらも迎合し、そのなかで怒り、
満たされず驕り昂った自分を、自覚できた6回でもありました。

本当に、小林先生との出会いに、この縁に感謝したいと思います。

今後は、秩父巡礼もそうですが、年内には得度し「あの世」の名を受けて
そこでドニパトロと密教をテーマとしたホームページを開設したいなと。

これまでの驕り昂ったセラピストではなく、ヒーラーとして、
利他の行いを積み重ねていく所存です。

また、密教の思考法をはじめマントラヨーガや気功、クリスタルマンダラなど、
多くをご教授いただきたく思っております。

大変長くなりました。
このような不肖の生徒、不肖の弟子ですが、何とぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

田村 竜士