般若心経コードと原発

般若心経コード



般若心経は日本人にとってもっともポピュラーなお経です。

お経は、どれも暗号表(コード)となっていて、耳で聞いたり、漢字を読んでみても理解できません。

ところが今朝、般若心経が理解できる話をテレビでしていました。
それは大飯原発、再稼動の問題でした。

般若心経の中でも有名な「色即是空」というフレーズがあります。

「空」とは「すべてはつながっている=分けられない=無分別」という言葉です。
そして「色」とは名前を付けて分けているという考え方「名・色=みょうしき」です。

名前をつけると、その場所が全体から部分に変ります。

だから県という存在が(コトバの世界では)あるように思えてしまいます。

ニュースでは、大飯原発再稼動のために、関西電力の担当者が京都府知事と滋賀県知事を尋ね、
原発が安全である説明をしていました。

以前は10キロメートルだった認定範囲が、福島原発事故のために30キロに変更となり、
福井県知事だけでなく、両県の了解が必要となったのです。

コメンテーターの一人は「これは県の問題ではなく、日本の問題なのですがね?」と話していました。

福島原発では、放射性物質の廃液を海に流しました。
どこまでが日本の海の水で、どこまでがほかの国の海の水なのでしょう?


だから日本の原発問題は、世界の原発問題なのです。

「全体と部分はつながっていて、コトバで分断しないこと。」

これが般若心経からの「色即是空」のメッセージなのです。


   ミクロ・コスモスとマクロ・コスモス  



「私」というコトバも同じです。

食べ物や水なしの私はありません。

でも「わたし」というと時間経過を無視して、私が存在しているように思えてしまうのです。

時間的に連続している私、空間的にすべてのものとつながっている私が、
思考の世界(コトバの世界)では切れてしまうのです。

いま福島の農産物・海産物は汚染されてしまいました。
地域を汚すことは、世界を汚すことなのです。

都会に都合の悪いものを、田舎に押し付けて、見えないようにしてきた「つけ=負債」が
いま、現象化しているのです。

これは「わたし=エゴ」があると思ってしまう、
コトバに巧みな知的エリートの政治家・財界・官僚にありがちな話です。

彼は「すべてのものがつながっている」という真実を知らない世界観(分別智=コトバで分断する色の世界観)で、
世界を観ているからなのです。


 閻魔大王が支配する輪廻転生 
(時間もつながっている)



仏教の世界観では、人が死ぬと誰でも閻魔大王に出会うといいます。
そこですべての罪状を言い渡され、次の輪廻先を指定されます。

死んだと思ったとき脳内では、一瞬にしてそれまでの情報が押し寄せ、判断を迫られます。

これは「良心が問われる」と言い換えてもいいのかもしれません。
閻魔大王(良心)との問答が繰り返されるのです。

無意識の中で自我をかばう心は、無明と呼ばれています。
これさえも許されてはいないのです。

だから私がニュースを見ていると「かわいそうにな〜、何も知らないで。
1000億円も詐欺したAIJの社長は、次回はゴキブリに転生するのかな?」などと考えてしまうのです。


あなたも台所でゴキブリを見たら、前世の因縁を思い、スリッパで思いっきりひっぱたいてやってください。
ひとこと「迷わず成仏しろよ!」と言いながら!!

「私って、仏教に洗脳されすぎかな・・・?」
ふと思う、今日この頃です。

「南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏・・・!!」