歩き遍路の旅----秩父観音霊場巡礼体験記  

by 真美
秩父観音巡礼

「秩父巡礼の感想文」

2015年4月13日

  秩父巡礼に参りました。今回は四年ぶりでの秩父巡礼参加 となりました。

2011年に22番札所までを終わらせていましたが、いつも仕事の休みが とれないのを理由に遠ざかっていました。今年こそ参加するぞと思っていた 開帳の2014年時にも参加せず、いつか参加できると思っていた矢先に お世話になった宗峰先生がお亡くなりになりました。後悔は先にたたずです。



この度月曜日に仕事休みがとれ運良く23番札所からのスタートをさせていただくことができました。 段取りをつけて下さった泉天さんには大変お世話になりました。
この日を迎えるまでに私は自分なりの禊がちょうど終わっていました。 げっぷやおならも沢山出して悪い物を出し切っていました。 ただし、身体面での準備身体ならしの運動などは準備不足だった為、後に反省材料となります。 当日は朝三時頃に起き始発で秩父まで向かったのでほとんど睡眠不足でした。 (それも後に反省材料となります。)

秩父に行く一週間ほど前に私の家の近所にある神社が最近ふと気になって地図をみたら道生神社とありました。 あの神社は道生神社っていうのか、、とふと心にとめておいたところ、 13日にその理由が判明しました。秩父駅から待ち合わせの場所まで歩いているとそこの地名が”道生”となっており、 私は導かれている運命に心躍らされました。



23番札所 松風山音楽寺

待ち合わせ場所から早速向かいます。当日は少し雨が降っていました。音楽寺まで行く道はでこぼこ山道、 下り坂がとてもきつかった。。。



うわーー今日は大変かもと思い必死で歩きます。 楽器がうまくなりますようにとお願いしました。



三人で一緒にお経を唱えます。懺悔、開経偈、般若心経、本尊の観音様の真言、光明真言、回向、、、、 最初は不揃い。。orz…..

24番札所 光智山法泉寺

116段の階段があるので わわーーと思いましたが、広島の弥山の 階段の山よりましです。



25番札所岩谷山久昌寺 





私の好きな閻魔大王さまがおられました。観音堂は 改修工事が終わって新しくなっていたんだと思います。
ネット上では古い写真しかありませんね。 綺麗でしたし、お花も綺麗に咲いていました。本堂に行くまでには大きな池があります。



御手版寺とも呼ばれ閻魔大王様が押された手の石でできた版があるそうです。 閻魔大王は閻魔さまの中の大王で閻魔さまは全部で10人くらいいるそうです。

武甲山にかかった霧をながめながらまたお遍路に戻ります



地獄 餓鬼 畜生 修羅 人道 天道

 「この 六道の中で唯一自分の力で 悟りを得たりできる楽しい道こそが人道 なんだよ」
 って大海さんが教えて下さいました。

「人道に居ることができているそれこそが奇跡なんだね」 と泉天さん

なるほど、、、、六道の中だと人道が一番楽しそうじゃんと思いました。

食べ物など買ってきて冷蔵庫に入れる前には神棚にお供えしたつもりで 冷蔵庫にいれる事を教えていただきました。

なるほど今度から そうしようーーっと♫ 

いや 今からです。その後、弁天茶屋という所でお昼ごはんをいただきます。
そこでおそばを食べる時に先にお供えしたつもりになっていただきました。
コーヒーがサービスでついていました  美味しかったです。

こちらでは仏教話に花が咲き、、、といっても私は 聞いているだけで精一杯でしたが、、、なんせ内容が濃すぎて、、、汗 弥勒菩薩は救世観音? 弥勒菩薩は6が三つで18 18は 観音様で 6が三つはオーメン 、、、 聖徳太子の産まれる前? なぬ なぬ そういえばスターバックスのマークも6が三つ(独り言)

26番札所 万松山 円融寺

とても綺麗な豪華なお庭のお寺です。
こちらでもお経を唱えお線香を供えました。そしてトイレ休憩をして、さあて次という所で、次岩井堂へ行くまでにはとても難所です。



300段くらいある階段があり山道もとても険しいそうです。
そこで先達の泉天さんから私へ、
私の足腰を考慮しての作戦タイムです。。

「どうする?」
私は明日の仕事も足腰使いますから返事は即答!
すでに膝が悲鳴をあげていたので27番札所に行ってからそっちから護国大観音 へ参ります。



27番札所 龍河山大淵寺

33ヶ月長生きをするという延命水を飲む
 



本日ここが最後ということを知らない私でしたが、ここで詠んだお経は
三人のリズムが揃ってそれはそれは、とても美しい倍音のハーモニーでした♫♫♫
気持ちよかったあああ♫

そしてお寺には ”縁はきるものではなく結ぶもの” という言葉が 書いてありました。

縁は切るより結ぶもの

その後険しい山道を登り、不動明王の石像にのうまくさあまんだと言いながら



更にでこぼこした獣道のような山道を登り、たどり着いたところは、、、、美しい秩父山系が一望できる頂上に白く大きく輝く護国大観音さまがおられました。



山つつじや山桜、きれいな花が沢山咲いていました。わあああと歓声が あがりました。

すると、、泉天さんが「ここへ立つと思いが溢れるのよ」とおっしゃいながら 観音様の前で手を合わせておられました。、、、
その姿を見ていると私も8年前の出来事から今までに 成長した自分に対して 涙が、、、、+もらい泣き

護国観音さまの剣が根元から折れていました。ポキリ



すると、先達の泉天さんから、、、
「サプライズがあるの。。。」と告げられます。
 なんぞや泉天さんもしかして、、、
と別の事を一瞬考えてしまった。。。

「宗峰先生のお骨の散骨をしてほしい」と

私はまたまた涙が、、、ついでに鼻水も、、宗峰先生、秩父に四年も来ずに 自分の事で精一杯だった私、本当に申し訳ありませんでした。。
迷っていた私に夢の中にまで現れて来て下さっていたのにです。

泉天さん大海さん、きちんと丁寧に今日一日ここまで連れてきて下さった事に驚きと感謝です。 到達できてよかった。(岩井堂には行けなかったけどすみません)

泉天さんが秩父の黒糖頑固饅頭のお供えをし、(六個入りしか売ってくれない 頑固だけど味は最高のあんこがいっぱい詰まった秩父の温泉まんじゅう)
三人で般若心経を唱えその後、秩父の山々と観音様に散骨させていただきました ありがとうございました。



お経を唱えている最中に私の数珠が切れました。
数珠が切れるのは亡き人が成仏なさったことでもあるということです。
宗峰先生は尊敬すべき師でありました。
多くの人を助け仏教の教えを説いてこられましたからそれはあたりまえでした。

また数珠が切れたもう一つの意味として私に憑いていた悪縁が切れたという意味もあってそれは よい事として解釈することにしました。

それは、どのような人にも慈悲の心で接しその人の心の痛みの原因の真実のみを みて自分の感情を入れないということです。

私の場合はその感情こそが悪縁であったのです。

そして今後は、どの人にもある優しい魂とご縁をつないでいきたいと思いました。

そうして27番札所に書いてあった”縁は切るものでなく結ぶもの”という言葉がまた心に響くのです。

そして巡礼の意味について大海さんからお導きがありました。

巡礼の旅は、自分の為だけではなく人の為でもあるという事

巡礼の旅ができない人の為にも
その人達に変わって巡礼ができることへの感謝。
そういえば某元野球選手も人の為にお遍路したいと言っていましたね、

そしてお供えをしたおまんじゅうの一つを三人で分けて秩父山系を見渡しながら
感謝しながらおいしくおまんじゅうをいただきました。
この時のおまんじゅうの味は格別だったと思います。

後から思えば、雨に濡れながら食べていたことなんか全然感じませんでした。
そうして秩父巡礼の旅はゆっくりと幕を下ろしていきます。



帰りの電車の中で仏教話に花が咲きます。

そして質問コーナーももうけられ
質問したりしました。

「慈悲って何だと思う?」 ってところから、、、

「相手を思いやったりする時感情を抜きにしてその人の現状の原因をさぐることでしょ。。。」

「だから その時に する事って なあに?」

 んんーーっと

「”想像”するんでしょ!』

 なるほど、、、、!!

相手の過去や今に至るまでその人が
抱えている気持ちなどを想像してあげること
慈しむことってわかりにくいけど
想像することって言われるとなるほどなーーーと勉強になりました

他にもいろいろ聞きたいことや語り合いたいことなど沢山ありましたので 時はあっという間に過ぎてすぐに池袋に着きました。

今回は、私の日頃の身体鍛えていなかったせいで岩井堂へ行くことができず 反省しました。(T T)
私の不徳のせいで面倒をおかけ致しまして申し訳ありませんでした。
巡礼をするには、はやり常日頃からのトレーニングが必須だと痛感しました。
そしてできれば前日に前のりするのがベストだと思います。
禊できてるしオッケーと思っていた自分甘過ぎました。

私は今回まわった箇所をもう一度廻ろうと思いました
そして今度は必ず岩井堂まで到達しますよ♫ 足腰を鍛えるぞーーー♫
と思ったら巡礼の終わった出勤日の翌朝の朝テレビ番組で
足腰を鍛えて山道を歩く秘訣がやっていた♫ うふふ  やはり繋がっておる
登山トレーナーの方によると
坂道を下る時の秘訣は、、さささと重力にまかせてスタスタと素早く降りた方が足腰に負担がないのだそうだ。
一歩ずつずっしり踏みしめていたら腰に負担が多いそうです。階段を降りる時もスタスタと降りるほうがよいそうです。
腰と膝にとって全部逆効果の下り方をしていたのです。(T T)
今回は、雨の為、枯葉の上に足元が滑り、でこぼこの山道、日頃訓練を積んでいないと困難だったと思います。
一歩一歩ずっしりとゆっくりと踏みしめて下っていたためかなり長い時間腰と膝に負担をかけてしまいました。
大腿直筋を鍛えハムストリングスも鍛え、近所の丘も歩いてトレーニングして 次回こそ絶対に岩井堂いくどーーー♫ おーーーっ♫

現実に戻ると次の日も少々雨でしたが、秩父巡礼での雨の中を歩いたことを思えば 平気のへっちゃらです。
巡礼は、そのようなことを教えて下さいました。

仏教とはこの世を楽に生きるための方法をお釈迦様が教えて下さっているのですね
巡礼が終わった後 不思議と 慈悲の心がいつもより増して沸いてくる。
そして 人に優しく 自分にも優しく なることができる
おかげさまでございますの心が沸いてくる。巡礼とはそのようなものです。

そしてもうひとつ、、最後に気がつきました。巡礼の寺って全部”山”じゃん
四国のお遍路も全部 山 だということに 今気がつきました。

南無大師遍照金剛



真実