|
「数珠を押し揉む」とは真言宗の技術で金剛合掌をしたまま、
祈る動作の時に、数珠を2〜3回揉んで、如来の助力を仰ぐ仕草です。
この時に五大明王の結界を四方に張ることにより、怨霊が結界のうちに侵入してこなくなるのです。
その当時でも現象世界でかなわないと、精神世界の戦いが繰り広げられたのです。
また奥州に落ち延びる義経は、安宅の関でその身分がばれそうになります。
その時に弁慶が関所役人・富樫に次の文章を述べることによって、
彼らが正式な修験であるとの証明になるのです。
その当時の山伏(修験)の装束の意味を述べながら、神仏の罰が当たると脅しているのです。
これも精神世界の現象を、現象世界に持ち込む面白い例です。
|